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Letter13 社会人二年目〜これからどうするか考えている私へ〜
新人の様々な洗礼を浴びながらも、
暖かい職場で、
社会人一年目も終わりを迎えようとしていた。
相変わらず引っ越しはせず、
片道70k mの道のりを毎日運転していた。
車も新車を購入し、愛着があった。
車通勤には遠すぎるかもしれないが、先輩たちも通っていたので、あまり違和感はなかった。
空いている朝の道をドライブするのも気分が良かった。
仕事の方は、まだ覚えることはあったが、大分慣れてきていた。
頭の片隅にある小さな違和感。
それは相変わらずだった。
私は久しぶりに、大学編入試験のホームページを開いてみた。
全国で4校。
私が大学生の時は8校あったのに、半分に減っていた。
このまま編入試験はなくなるかもしれない。
そう思った。
一般入試の勉強は、もうできない。
入るなら編入しかない。
もはや、何が欲しいのかは自分でも分からなくなっていた。
このまま終われない。
この、頭の小さな違和感を消したい。
もしかすると、
それだけだったのかもしれない。
私は東京の予備校に電話した。
もう一度受けよう。
社会人二年目になる春のことだった。
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