Letter3 〜17歳の私へ〜

17歳の私へ

久しぶり。

最近、過去を振り返っていたんだ。

やばいかな？笑

そしたら、

今になって、

やっとあなたに手紙が書けそうだと思った。

一生できそうにないと思っていたんだけど、

今、このタイミングで書きたいと思った。

でもね、相変わらず手紙は苦手だから、

エッセイにするよ。

そう。

ちょうど、担任の先生に、エッセイを教えてもらったよね。

先生が教えてくれたこと、

あなたはピンとこなかったかもしれないけど、

今はよくわかるよ。

あなたにエッセイを書くから読んでほしい。

今、17歳のあなたは、オリンピックの金メダルを目指すアスリートのような気分だと思う。

きっと、周りから見たら、

これが金メダルなんて！

と言われるような、

大きな夢ではないのかもしれない。

でも、あなたにとっては立派な金メダルなんだよね。

金メダルは人それぞれ違う。

誰が何と言おうと、

あなたにとってはそれが金メダル。

私もそう思う。

若いあなたは、

どうしても、金メダルが欲しい。

金メダルのためなら何でもする。

そんな気持ちだと思う。

でも、今あなたには、

とても抱えきれないほど

色々なことが起こりすぎている。

泣きながら金メダルを目指していると思う。

涙で滲んで、前なんて見えたもんじゃないと思う。

世の中には大変な思いをしている人は沢山いる。

そう思っても、気持ちは楽にならないんだよね。

あなたの辛さは、あなたにしかわからない。

自分がどこに行くのか、

未来が不安で仕方ないと思う。

恐いと思う。

恐くて恐くて仕方ないと思う。

だから、

あなたに伝えたいことがある。

大丈夫。

ありきたりの言葉かな？

でも、

あなたがあなたでいてくれたおかげで、

私は今、ここにいる。

心から、

ありがとう。