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最初の会社が人生の全てではない
あなたがその会社でこれから教えられる所謂「社会人のマナー」
・「もしもし」は昭和。電話は「はい。〇〇部〇〇でございます」で出る
・明らかにどんなに自分に出来ることがなくても「なにかできることはありますか?」と帰る前に聞かなくてはいけない
・休暇前には業務関わりない人含めチーム全員(30人くらい)に「お休みいただきます」と言って廻れ
・研修前も同上
・休暇後には業務関わりない人(略)「おやすみありがとうございました」と一人一人言って回らなければならない
・研修後も同上
・ボールペンで書いたものの修正は定規を使って二重線で消し、押印
・そもそも全て書き直さなければいけない場合もある
・決裁事項であろうがなかろうが稟議とか業務記録とか残さなければならない
・書類の誤字脱字はこの世の終わりくらいのミスだと思え。それが例え内部資料であってもだ。
その全てが社会の常識ではない
例えば。そのうち分かるけれど、会社を出て、お客さまの立場になって契約を交わすこともある。そういう時、結構誤字脱字って多い。なんなら大事なところが間違ってても「あ、すみませーん」で済まされることがある。あなたが内部資料に使かうであろう、誤字脱字チェックの膨大な時間は、出来れば他の生産性の高い行動に使って欲しい。
稟議なんて存在しない会社も山ほどある。保身のためにどうしても必要でなければ、決裁事項以外で稟議なんて書かなくていい。他の生産性の高い(略)
休み前の挨拶は、本当に業務上関係ある人とだけで十分だったりする。
退勤前の声掛けは、人間関係良好で、本当に何か手伝うべき案件がありそうな相手には、気軽に言えるようになる。
IP電話、意外と聞こえにくくて「もしもーし」は多用することになる。
出世してもどうせ怒られる
新入社員が不自由なのは当たり前だ。理不尽に叱られることもある。
でも、出世すれば自由になれるかと言うと大間違い。大企業は社長より下は「誰でも怒られるし、上の人間の言うことに振り回される。」それを知ったら気が遠くなることだろう。あと30年以上も上の目を気にしながら仕事しなければいけないの?と。
給料vsやる気vs責任感
人件費削減の名目で一般職が総合職の仕事をどんどんやることになる。仕事の幅は拡がって楽しいから、じゃんじゃんチャレンジすればいいと思う。素直さとチャレンジ精神を認めてくれる上司にあなたは会えるだろうから、チャレンジすることを応援してくださるだろう。チャレンジするほど仕事は楽しくなる。
ただし、あなたの働く理由がお金でなく仕事のやりがいである場合のみ。
仕事は増えても一般職(女性)の給料は上がらない。責任は上がとる(その分給料が高いんだから)とは言っても、あなたにだって責任感があるはずだ。難しい仕事でミスをしたとき、責任をとることの出来ない自分が悔しくて仕方ないだろう。
給料が変わらないまま責任ある仕事を増やしていくと、あなたは数年で壊れる。
だからお金のためと割り切れるのであれば、やはりどこかで受ける仕事の線引きはしてもいいと思う。
また、お金のためでなくても、自分の出来る範囲は認識した方がいい。なんでも「やります、がんばります」で受け続けて、責任感に押しつぶされ、会社を休むことになる方がよっぽど会社に迷惑をかける(とあなたは更に自分を責める)。お世話になってる人に恩を仇で返すことになる。
その会社が全てじゃない
大丈夫。その会社で定年までいられなくたって、全然あなたは落第者でもなんでもない。
この先、その会社での常識が非常識であるような環境で働くことだってできる。
肩の力を抜いて、0か120かじゃなくて、いつも80くらい。時々100の力を出す。その位でいた方が、きっと仕事もうまくまわる。
この会社で頑張り続ける!なんて思い込まず、何かあっても大丈夫、次があるさ。と、気楽に、でも出来るだけ沢山のことを学んで、出来れば会社に少しでも貢献できるよう、自分の8割りの力で、頑張ってください。
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