織部好 三畳台目
利休の弟子でもある織部が、利休の深三畳台目を参考にしたもので、中柱を伴う台目構えの形式です🍵
織部は利休以降、将軍家の茶道指南役として天下一の茶人となりました。
徳川政権の下、利休とは異なる武家茶を進めましたが、最後は利休と同じく自刃。
「人とちがうことをする」
という利休の教えを最も忠実に体現したのは織部です。
この茶室は、後に完成させる織部の代表作、燕庵(藪内家伝来)を簡略化したもので、相伴席をつければほぼ燕庵です。
相伴席を伴う茶席は武家茶道の象徴です。
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