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『Amazing』
最近聴いている『Amazing』どうにも歌詞が心地いい。快(こころよ)い。
【歌詞一部】
Amazing It's Amazing
いいね傍目じゃクレイジー
どうかしてなきゃやってらんねぇな
あの星へFly Yeah
Amazing It's Amazing
どうか真面目にふざけたまま行け Yeah
この、『どうかしてなきゃやってらんねえな〜あの星へ Fly Yeah』
の部分、とても綺麗。で、狂った自分を肯定していく歌詞で良いのだ。
パスカル
「人間たちはかくも必然的に気違いであるので、
気違いでないとは、
狂気の別のひとめぐりによって、
気違いであることである」
これについては中沢新一が『芸術人類学』で、ミシェル・フーコーが『狂気の歴史』のエピグラフとして用いたパスカルの言葉(上)を引用していたことを思い出す。
宗教と流動的知性の関係、つまり掛け言葉の存在が可能となる脳の構造が人間の狂気性を必然づけた。自分の所属の教育学部が「ただの良い子」(思考停止)がいっぱいいるので、自分のような常識を疑う側の人間は少し引っかかるところが大きい。「良い子の商品」に社会化されて「狂気の別のひとめぐり」で気違いでいるよりは「原初の身体感覚」にも心を許して気違いでありたい。
たまらない。
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