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東京都のゴミ処理袋値段一覧まとめ

※2024年8月20日現在の情報です

東京都の各自治体におけるゴミ処理袋の値段をまとめてみました。並び順は、全国地方公共団体コードに準じています。
また、各自治体の清掃工場がどこにあるか、加えて小ネタを付け加えています。


東京23区

東京二十三区清掃一部事務組合という一部事務組合が23区すべてを担当。管理者は新宿区長。
清掃工場は合計21か所(!)ある。特に夢の島にある新江東清掃工場は1日1800トン処理できる日本トップクラスの処理能力を持つ清掃工場。だいたいの自治体に1つある工場の処理能力が1日300トンもあれば上出来なことを考えると、バケモノじみていることがよくわかる。

燃えるごみ・燃えないごみ・容器包装プラスチック
指定なし(無料

スーパーのレジ袋でOKです。最強ですね。さすがお金持ち

八王子市

市内でも処理施設が違うという珍しいパターン。
市内には2つ清掃工場があり、人口の3分の2以上はこちらで処理。
残りの八王子市多摩ニュータウン区域は、多摩ニュータウン環境組合という一部事務組合を、町田市(多摩ニュータウン区域)、多摩市全域と組織。清掃工場は多摩市にある。

可燃ごみ(10枚単位)
5リットル:90円
10リットル:180円
20リットル:370円
40リットル:750円(40リットルのみ、一部店舗で1枚単位からばら売り)

不燃ごみ(10枚単位)
5リットル:90円
10リットル:180円
20リットル:370円
40リットル:750円(40リットルのみ、一部店舗で1枚単位からばら売り)

容器包装プラスチック
回収容器に入れるため無料(透明・半透明の袋も可)

立川市

2023年新しい清掃工場が稼働。単独で清掃工場を動かせるのはさすが多摩地域の首都。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

容器包装プラスチック
無料(透明か半透明の袋)

武蔵野市

かつては三鷹市にごみ処理をお願いしていたが断られて、市内に新しい清掃工場を作ろうとするも住民から反対運動。なので「もういいっ、そんなに言うなら市役所の目の前に作るもん!これなら文句ないやろ?おん???」という、全国でも稀に見る立地の清掃工場。

燃やすごみ・燃やせないごみ兼用(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円(ばら売りあり)
40リットル:800円(ばら売りあり)

容器包装プラスチック
無料(透明か半透明の袋)

三鷹市

ふじみ衛生組合という一部事務組合を調布市と組んでいる。主導は三鷹市だが、清掃工場は調布市、だけど三鷹市役所のすぐお隣という立地。
三鷹市の市域がとても変な形をしていて、三鷹市役所が調布市との市境にあるため、こんなことになってしまった。

燃やせるごみ・燃やせないごみ兼用(10枚単位)
5リットル:90円
10リットル:180円
20リットル:370円
40リットル:750円

容器包装プラスチック
無料(透明か半透明の袋)

青梅市

西多摩衛生組合という一部事務組合を青梅市・福生市・羽村市・瑞穂町で組織。清掃工場は羽村市に立地。

燃やすごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

燃やさないごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

容器包装プラスチックごみ(10枚単位)
10リットル:70円
20リットル:150円
40リットル:300円

府中市

稲城市・狛江市・府中市・国立市の4市で多摩川衛生組合という一部事務組合を組織。清掃工場は稲城市にある。

燃やすごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃やさないごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

容器包装プラスチック(10枚単位)
5リットル:50円
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

昭島市

単独で清掃工場を運営。

可燃ごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

不燃ごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

プラスチック専用(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

プラスチックでも可燃・不燃と同額となっている。袋だけ別か…。

調布市

ふじみ衛生組合という一部事務組合を三鷹市と組んでいる。清掃工場は調布市だが、三鷹市役所のすぐお隣という立地。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:84円
15リットル:273円
30リットル:556円
45リットル:840円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:84円
15リットル:273円
30リットル:556円
45リットル:840円

容器包装プラスチック
無料(透明か半透明の袋)

だいたいの自治体が5・10・20・40という刻みなのに対し、調布市は5・15・30・45と少し大きめになっている。なので10枚単位の販売価格が微妙な金額になっている。

町田市

町田市バイオエネルギーセンターというかっこいい名前の新清掃工場が2022年にできた。生ごみのバイオガス化施設がセットになった日本初の施設とのこと。八王子市の項で書いた通り、多摩ニュータウンエリアは多摩市の多摩ニュータウン環境組合の清掃工場で処理。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:80円
10リットル:160円
20リットル:320円
40リットル:640円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:80円
10リットル:160円
20リットル:320円
40リットル:640円

容器包装プラスチック(10枚単位)※JR横浜線以南のみ
20リットル:160円
40リットル:320円

容器包装プラスチックは横浜線以南のみで、地図で見たところ市域の5分の1未満、田園都市線のつくし野やすずかけ台、南町田グランベリーパークしか対象ではない。2016年から試験的に導入されているとのこと。
同じ市でも線路の北か南でごみの捨て方が変わるのは面白いですね。

小金井市

ゴミ処理業界(どこ?)では悪名高い自治体。詳しくはWikipediaの「小金井ごみ問題」を参照。簡単に書くと、「新処理場をなかなか作れずに近隣自治体にお願いしていたが、「金が無駄じゃね?笑」とのたまう市長が誕生したら近隣自治体から総スカンでごみ処理ができなくなる危機に。市長は退陣してなんとか問題はおさまった」という話。
そんなこんなでかつては調布・府中とやっていたのを解消し、国分寺と一緒に日野に泣きついていまでは三市で浅川清流環境組合という一部事務組合を組織。清掃工場は日野市に所在。

燃やすごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃やさないごみ・プラスチックごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

小平市

小平・村山・大和衛生組合という一部事務組合を小平市・武蔵村山市・東大和市で組織。清掃工場は小平市。現在新清掃工場を同一敷地内に建て替え中。

燃やすごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃やさないごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

プラスチック製容器包装(10枚単位)
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

日野市

元々単独で清掃工場をやっていたが、国分寺市と小金井市に泣きつかれ、浅川清流環境組合という一部事務組合を組織。清掃工場は日野市に所在。

可燃(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

プラスチック類(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

不燃(10枚単位)
5リットル:50円
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

不燃が安いというレアパターン。可燃と不燃が同一価格で、プラが半額ってのはよくあるけど、日野市は可燃とプラが同一価格で不燃が半額。

東村山市

単独で清掃工場を運営。新しい清掃工場の建て替えを検討中。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:90円
10リットル:180円
20リットル:360円
40リットル:720円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:90円
10リットル:180円
20リットル:360円
40リットル:720円

容器包装プラスチック(10枚単位)
5リットル:38円
10リットル:75円
20リットル:150円
40リットル:300円

容器包装プラスチックが燃えるごみ・燃えないごみの半額未満なので、分別するインセンティブを与えている。

国分寺市

日野市・小金井市と共に浅川清流環境組合という一部事務組合を組織。可燃ごみはこの組合の日野市の清掃工場で燃やしているが、それ以外のごみは市内で処理。

もやせるごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

もやせないごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

資源プラスチック(10枚単位)
5リットル:50円
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

国立市

稲城市・狛江市・府中市・国立市で多摩川衛生組合を組織。清掃工場は稲城市にある。

可燃ごみ(10枚単位)
3リットル:60円
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

不燃ごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

容器包装プラスチック(10枚単位)
5リットル:50円
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

可燃ごみの3リットルという極小袋が特徴的。3リットルってろくに入らないと思うんですけど、生ごみ用とか?

福生市

西多摩衛生組合という一部事務組合を青梅市・福生市・羽村市・瑞穂町で組織。清掃工場は羽村市に立地。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

狛江市

稲城市・狛江市・府中市・国立市で多摩川衛生組合を組織。清掃工場は稲城市にある。

可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチックごみ共通(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

2023年4月から、どれも同じごみ袋で捨てられるように。市民とすると、一種類だけはありがたいですね。

東大和市

小平・村山・大和衛生組合という一部事務組合を小平市・武蔵村山市・東大和市で組織。清掃工場は小平市。

可燃ごみ・不燃ごみ・容器包装プラスチック共通(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

こちらもすべて共通のごみ袋。2014年の有料化からだそうです。

清瀬市

清瀬市・東久留米市・西東京市で柳泉園組合という一部事務組合を組織。清掃工場は東久留米市にある。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃やせないごみ(10枚単位)
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

容器包装プラスチック(10枚単位)
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

不燃の5リットルがない。

東久留米市

清瀬市・東久留米市・西東京市で柳泉園組合という一部事務組合を組織。清掃工場は東久留米市にある。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃やせないごみ(10枚単位)
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

容器包装プラスチック(10枚単位)
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

清瀬市と全く同じ値段設定。

武蔵村山市

小平・村山・大和衛生組合という一部事務組合を小平市・武蔵村山市・東大和市で組織。清掃工場は小平市。

可燃ごみ・不燃ごみ共通(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

容器包装プラスチック(10枚共通)
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

多摩市

八王子市の多摩ニュータウン地域・町田市の多摩ニュータウン地域と多摩市で多摩ニュータウン環境組合を組織。清掃工場は多摩市にある。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

プラスチック(10枚単位)
20リットル:100円
40リットル:200円

プラスチックが2サイズのみだが、その分価格が3分の1で安い。プラスチックを分別するインセンティブを与えている。

稲城市

稲城市・狛江市・府中市・国立市で多摩川衛生組合を組織。清掃工場は稲城市にある。

燃えるごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

燃えないごみ(10枚単位)
5リットル:100円
10リットル:200円
20リットル:400円
40リットル:800円

プラスチックごみ(10枚単位)
5リットル:50円
10リットル:100円
20リットル:200円
40リットル:400円

羽村市

西多摩衛生組合という一部事務組合を青梅市・福生市・羽村市・瑞穂町で組織。清掃工場は羽村市に立地。

燃やせるごみ・燃やせないごみ共通(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

容器包装プラスチック
無料

容器包装プラスチックが無料なのは多摩地域だと羽村市だけ。

あきる野市

あきる野市・日の出町・檜原村・奥多摩町で西秋川衛生組合という一部事務組合を組織。清掃工場はあきる野市にある。

可燃ごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
30リットル:450円
40リットル:600円

不燃ごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
30リットル:450円

容器包装プラスチック
可燃ごみと混ぜて捨てる

可燃ごみが5サイズもあります。
2024年8月現在、人口が8万切ってるから、容器包装プラスチックをわざわざ分別しなくてもいいんでしょうね。

西東京市

清瀬市・東久留米市と柳泉園組合という一部事務組合を組織。清掃工場は東久留米市にある。

可燃ごみ・不燃ごみ兼用(10枚単位)
5リットル:75円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

プラスチック容器包装類(10枚単位)
10リットル:50円
20リットル:100円
40リットル:200円

プラゴミを分別すると、可燃不燃より3分の1安く捨てられるというインセンティブを与えることで、分別を促進していると言えます。

瑞穂町

西多摩衛生組合という一部事務組合を青梅市・福生市・羽村市・瑞穂町で組織。清掃工場は羽村市に立地。

燃やせるごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

燃やせないごみ(10枚単位)
5リットル:70円
10リットル:150円
20リットル:300円
40リットル:600円

容器包装プラスチック
無料(レジ袋で可)

町村部だと容器包装プラスチックは無料です。

日の出町

あきる野市・日の出町・檜原村・奥多摩町で西秋川衛生組合という一部事務組合を組織。清掃工場はあきる野市にある。

可燃ごみ(10枚単位)
10リットル:150円
30リットル:450円
45リットル:670円

不燃ごみ(10枚単位)
10リットル:150円
30リットル:450円

容器包装プラスチック
可燃ごみと混ぜる

檜原村

あきる野市・日の出町・檜原村・奥多摩町で西秋川衛生組合という一部事務組合を組織。清掃工場はあきる野市にある。

燃やせるごみ
10リットル:店による
20リットル:店による
40リットル:店による

燃やせないごみ
30リットル:店による

人口が2000人程度しかいないこともあってか、2023年5月1日に価格改定とは村のHPにあったものの、肝心の価格については「檜原村一般廃棄物処理基本計画」によると、店によるとのこと。かつては無料で配布されていたらしいが、有料であることは間違いないようだ。

奥多摩町

あきる野市・日の出町・檜原村・奥多摩町で西秋川衛生組合という一部事務組合を組織。清掃工場はあきる野市にある。

可燃ごみ(10枚単位)
10リットル:150円
20リットル:300円
45リットル:670円

不燃ごみ(10枚単位)
10リットル:150円
20リットル:300円
30リットル:450円

大島町

当たり前だが島内に焼却施設がある。東京都島嶼町村一部事務組合が管理する伊豆大島の処分場に埋めている。

可燃ごみ(10枚単位)
20リットル:134円
30リットル:183円
45リットル:248円
70リットル:385円
可燃ごみシール:385円(折りたたんだ段ボールや雑誌、もしくは1辺45cmまでの段ボールに可燃ごみのみを入れた場合のみ使用可能)

不燃ごみ(10枚単位)
20リットル:134円
30リットル:183円
45リットル:248円
70リットル:385円

町のHPに情報が全くなかったのだが、検索したところ2023年2月号の「広報おおしま」に値上げの情報があったので、2024年8月現在は上記の価格と思われる。さすがに離島は安いっすね。
ごみシールとかいう特殊ルールもあるが、広報誌で繰り返し「使い方が誤ってますよ」と広報されており、これ廃止でいいんじゃねえの?と思ってしまう。

利島村

島内で燃やして、東京都島嶼町村一部事務組合が管理する伊豆大島の処分場に埋めている。

なし

人口300人しかいないもんね。

新島村

島内で燃やして、東京都島嶼町村一部事務組合が管理する伊豆大島の処分場に埋めている。

指定袋があるものの詳細不明

神津島村

島内で燃やして、東京都島嶼町村一部事務組合が管理する伊豆大島の処分場に埋めている。

おそらくなし

三宅村

おそらくなし

御蔵島村

おそらくなし

八丈町

なし

青ヶ島村

なし

小笠原村

なし

まとめ

23区は全面的に無料、島嶼部はほぼ無料、あるいは格安でした。
多摩地域でも地域差があるのは面白いですね。同じ一部事務組合でも値段が違うということです。

可燃ごみだけ、20リットル10枚組で見て並べてみましょう。

  • 高め:400円(立川市・武蔵野市・府中市・小金井市・小平市・日野市・国分寺市・国立市・狛江市・東村山市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・稲城市)

  • 普通:30リットル556円→20リットル換算371円(調布市)、370円(八王子市・三鷹市)、360円(東村山市)

  • 安め:320円(町田市)、300円(青梅市・昭島市・福生市・多摩市・羽村市・あきる野市・西東京市・瑞穂町・30リットル450円の日の出町・奥多摩町)

  • 激安:134円(大島町)

  • 無料:東京23区、おそらく大島町を除くほとんどの島嶼部

23区はスーパーのレジ袋で、可燃ごみが捨て放題です。23区にお住まいの方は「え?燃えるごみの袋ってお金かかるの?」って多摩地域の民に無意識マウントを取らないでくださいね。
多摩地域はほとんどが400円です。山の方に行くと300円になりますが、練馬区に隣接している西東京市と、都心までそう遠くない多摩市が都内ベッドタウンにも関わらず300円なのは面白いです。これをお得とみるか、それともその弊害が他の市民サービスに及んでいるかと考えるかは意見が分かれます。
ちなみに調布は45リットルになるとより割高になります。計算めんどくせーんだよなこの自治体。

他の都道府県は?

東京圏に限ると、例えば横浜市・川崎市・相模原市・さいたま市・川越市・所沢市・千葉市などは指定袋がないので、東京23区と同じです。
浦安市・松戸市・船橋市などは、多摩地域で安い多摩市や西東京市の半額未満です。

一方、日本全国に目を向けると最も高い自治体は北海道えりも町です。

燃やせるごみ
10リットル 50円
20リットル 100円
30リットル 150円
45リットル 200円

なんだ安いじゃんと思うじゃないですか。
これ、「1枚当たり」です。
つまり、これまでの表記に合わせると、

燃やせるごみ(10枚単位
10リットル 500円
20リットル 1000円
30リットル 1500円
45リットル 2000円

となります。多摩地域でもっとも多い20リットル400円の2.5倍です。
どこの自治体も、ゴミ処理袋の値段を上げるのはゴミ抑制のためなんでしょうけど、ここまで高いと野焼きされそうな気が……というか、えりも町(襟裳岬があるところですね)くらいだと、生ごみとか庭に埋めた方が安く済みそうな気すらします。

さて、みなさんお住まいの自治体のごみ袋は、おいくらでしょうか?

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