親や教師からの性暴力から逃げる
父親からずっとレイプされていた、
性暴力を受けていたという女性と
話をしたことがあります。
どこかオドオドしていて
男性のことを異常に怖がるのです。
自分にも娘がいる男性は
その女性が気になり
何か力になってあげたいと
声をかけていましたが
彼女はその男性のことを
「私のことを狙っている
(私を襲おう機会を狙っている)」と
嫌っていました。
母親は助けてくれず、
弟は助けようとして
何度も殴られたり、
投げ飛ばされたりしたそうです。
彼女も逃げようと
父親を蹴飛ばしたり
噛みついたり、
いろいろするのですが
自宅で生活している限りは
父親から逃げられず、
自分が抵抗している間は
ずーっと殴られ、
結局は父親に強姦される。
逃げ切れたことがなく、
抵抗するだけ殴られ損なので
だんだん諦めるようになった、と
彼女は私に言いました。
今、この文を書きながら
《なぜそんなに親しくもない私に
彼女はその話をしたのか》を
彼女から告白されたときに
考えなかったことに
気づきました。
私が彼女に出会ったときは
既に親元から離れて
暮していました。
だから、
彼女が経験したことは
既に終わったことと
そのときの私は思っていたのです。
なので、
彼女が親と疎遠にしていることや
男性を異常に怖がってしまうことを
理解すればよいのかな、
と当時は思ったのですが
今思うと
何か助けを求めていたのかも
しれません。
私がなぜその話を
思い出したかというと
これを読んだからです。
性暴力を
・親から受けている人、
・教師から受けている人、
・塾やお稽古事の先生から受けている人、
・同級生や先輩から受けている人。
まず、
そこから逃げなければいけません。
周りに助けを求めれば
誰かが助けてくれます。
A。学校で受けている場合
転校しましょう。
あなたの心を守る方が
勉強よりも大切です。
あなたに性暴力をしてくる相手に
反省させよう、
謝らせよう、などはしないで
まずは自分を守ることです。
その場から去る、
行かないようにしないと
暴力や性暴力はエスカレート
していきます。
最初は服の上から
触られていたのが
服を脱がされ、と
どんどん過激になっていきます。
上履きをトイレに捨てられる、
教科書やノートを
カッターでズタズタに切られたり、
落書きされるなどは
あなたが身体を傷つけられることの
前触れです。
過激になる前に
あなたがそれをされる場所へ
行くのを止めることが大切です。
親に理由を正直に言って
助けを求めてください。
転校する理由を
親以外に説明する必要は
ありません。
親だけ分かっていればよいのです。
親が転校させてくれないなら
自分で役所に行って、
助けを求めましょう。
相談方法は、
下の「3.区役所、市役所、町役場へ相談に行く。」
を読んでください。
転校したら、
勉強が遅れる?
転校してから
毎日8時間勉強すれば
直ぐに追いつきます。
半年くらい学校を休んだって、
土曜も日曜も
夏休みも冬休みも春休みも
一日も休まず勉強して
追いつかないことは無いはずです。
勉強は後から追いつけます。
内申書に響く?
性暴力を受けて続けてまで
内申書を良くする必要が
あるのでしょうか。
転校先で頑張ればよいのです。
部活か委員会か何かをやって、
学校主催のボランティア活動とか
先生のお手伝いとかに
時々参加して
勉強もフル回転でやって。
それでも内申書で
最低点をつけるのは難しいです。
どうにか なります。
通学が遠くて大変?
通学の交通費がかかる?
遠くて疲れることや
交通費よりも
あなたの心を守る方が
大切ではないですか?
親が交通費がかかるというなら
自分で払えばよいのです。
バイトして通学にかかる交通費分を
稼いでもよいのです。
あなたが殺されたり
自殺に追い込まれる。
ここから飛び降りろと言われたり
冬に水を浴びせられたり、
全裸で川に飛び込めと言われたり、
性暴力を受けて
一生外出できなくなったりするよりは
バイトや通学が遠くなることなど
大したことではありません。
B。塾やお稽古事で
受けている場合
塾やお稽古を止めましょう。
あなたの心を守る方が
勉強やお稽古よりも大切です。
塾やお稽古は、
その塾や教室でなくても
代わりはいくらでもあります。
親に理由を正直に言って
助けを求めてください。
塾やお稽古を止める理由を
親以外に説明する必要は
ありません。
親だけ分かっていればよいのです。
親が止めさせてくれないなら
塾やお稽古を辞めます、と
自分でその塾や教室の事務の人に言って
辞めてしまってよいし、
それでも親が辞めさせてくれないなら
行かなければよいのです。
C。性暴力を親から受けている場合
性暴力を親が自分にする場合は
大変です。
逃れるのは簡単ではないです。
でも、不可能ではないです。
フランスのナポレオンさんも
「わが辞書に不可能は無し」と
言いました。
まず《自分が自分を絶対に守る》と
決意してください。
そして、
周りに助けを求めてください。
助ける大人の方も
あなたの親が怖いので
一人では助けられないかもしれません。
でも、大人が何人か集まれば
助けることができます。
誰かひとりに助けてもらおうとせず
いろいろな人から
助けてもらうようにしてください。
そして、
その大人同士が連絡をとって
協力してあなたを助けられるように
「●●さんが●●してくれると言った」
というように
助けてくれる人同士で
連絡取れるように
あなたがしてください。
親から性暴力を受けている場合の
助けの求め方です。
1.学校の先生に相談する
まずは担任の先生か
信用できそうな先生に
相談するとよいです。
その先生が直接
あなたを助けることはできなくても
協力はできます。
2.交番に逃げ込む。
一番簡単なのは、家か学校の近くの
交番に行って相談することです。
親切な警察官であれば
アドバイスをしてくれます。
警察はあなたを家ではない、別のところに
泊まれるよう手配は
できないですが
あなたの家の周りを重点的に
パトロールを
してくれるかもしれません。
そうしたら、親が包丁を持って
あなたを追いかけまわしていたり、
あなたに服を着せないで
家の外に出す など
あなたに命の危険があるのを
警察官が目撃すれば、
その警察官が助けてくれるはずです。
でも、助けてくれるのは
あなたの命が危険な時だけで、
根本的な解決は
おそらくしてくれないと思います。
3.区役所、市役所、町役場へ
相談に行く。
自分の家の住所地の
地方自治体へ直接行く。
電話ではダメです。
緊急事態ですから
学校は休んで、
地域の役場へ直接行って
相談しましょう。
役場で助けを求めるときは
親から離れたい気持ち、
ツライ気持ちを
思いっきり出しましょう。
あなたがツライ気持ちを我慢して
落ち着いて、
冷静に話そうとすると
役場の人たちに
あなたがどれだけ困っているのか
伝わりにくいです。
大袈裟にワンワン泣いて
助けを求めましょう
4.児童相談所を
ネットで探して電話する。
普通は役所まで自分で行けば
役所の人が
親のいる家に帰らないでよいように
してくれるはずですが、
学校を休んで役所へ行ったのに、
親のいる家へ帰るようにされた場合は、
直接、児童相談所に電話しましょう。
5.親戚の人で
相談に乗ってくれる人を探す
親の住んでいる家から
逃げ出すことに成功したら、
つぎに
相談にのってくれる人、
アドバイスをしてくれる人を
探します。
自分と一緒に住んでくれる人を
探すのは難しいですが、
進学や就職、
何か困ったことがあったときに
相談にのってくれる親戚の人、
アドバイスをしてくれる人なら
見つかるかもしれません。
あなたのご両親の兄弟姉妹や
ご両親のいとこ、
あなたの祖父母などで
あなたが会ったことのない人は
あなたのご両親と仲が悪いだけで
あなたのことは
助けてくれるかもしれないので
連絡してみましょう。
自分の親戚を調べるには
戸籍謄本を取り寄せます。
戸籍謄本は本籍地から
取り寄せます。
本籍地が分からない場合は
まず、住民票を取り寄せ、
自分の本籍地を調べます。
本籍地のある地方自治体から
戸籍謄本を取り寄せます。
住民票や戸籍謄本の取り寄せ方は
ネットで調べましょう。
親戚が分かったら
お手紙を書きます。
なぜ、自分は親と一緒に
住んでいないのか、
何を助けて欲しいのかを
正直に書きましょう。
親戚全員に手紙を出したら
誰かは返事をくれるでしょう。
自殺をしては、いけません。
あなたは自殺して、
あなたに性暴力をした人は
のうのうと生きている。
悔しいじゃないですか。
自殺しなければならないくらい
ツライ状況に
自分を置いてはいけません。
そこまでツラクなる前に
その場から逃げてください。
戦国武将と同じように
「ここは命を懸けて戦うべきか、撤退すべきか」
を考えて、自分を守ってください。
あなたが幸せに人生を生きること。
これが大事です。
性暴力をするような人の
魔の手にかかって
自分の人生を壊されたら
悔しくないですか。
まず《自分が自分を絶対に守る》と
決意してください。
この決意が大事です。
相手はあなたが逃げられないよう
洗脳してきます。
それに負けてはいけません。
《絶対に自分を守る》と決意して
出口を探せば、
脱出する出口は
見つかるものです。
人生には絶体絶命のピンチが
訪れることがあります。
あなたはそれが早かったのです。
大人になる前に
ピンチが来てしまったのです。
自殺したら負けです。
相手に負けたことになります。
頭を使って逃げてください。
自分は映画《ミッション・インポッシブル》
の主人公だと思って、
どんなことをしてでも
生き地獄から脱出してください。
<映画「ナイト&デイ」(2010年)>
今回は
「親や教師からの性暴力から逃げる」
をお送り致しました。
こちらも参考になりますので
よかったらご覧ください。
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