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草木は語る

鎌倉の事務所の近く。

坂を下った先に大きな大きな桜の木があります。


その桜は春になると枝がしなるほどの桜の花を

鈴なりに咲かせ、夏になると青々とした葉を

空いっぱいに広げます。


大きなお家のお庭に植わっている桜なのですが、

私はそこを通るたびにその木の意思を感じます。



強い「護る」という意思。



そのお家とその周辺は風水的にあまり良いとは言えない

場所です。三方から伸びた道がぶつかり合う場所。

桜がある家の敷地は三角に尖っています。



しかし、その尖った先に

大きな大きな桜の木があるのです。



記憶を読むと、そこまで古くからそこにあるわけでは

ないようなのですが、今やその辺りで一番エネルギーが

強い木となっています。



そして、晴れの日も雨の日も…

人や車は勿論、小さな命や、人の目に見えないものまで、

優しく見守っています。


良くないものを感じたら、少しばかり氣を張って

エネルギーを大きくして護っているようでした。


無償の愛の塊です。


こうありたいといつも思います。



草木には性格があります。おとぎ話を思い出して見ると

正確も想像がつくかと思います。

そして、必ず妖精がいます。ただ一様に優しいです。


優しすぎて、人を癒して自ら枯れてしまうこともあるぐらいです。

そうなったとしても


「自分のせいで枯れてしまった…!」


と思わず、


「ありがとうございます…」


と感謝をして土に戻してあげてください。


もしかしたら、物質から離れて妖精になっているかも

しれませんね(*^^*)



注意点があるのですが、

草木は触っても良いものと、触って欲しくないものがおります。


触って欲しくないものに人が触れると凄く悲しそうですし、

エネルギーも若干ですが落ちます。(落ちるというよりは

全てを閉じて無になっているような感じです。

つつかれたイソギンチャクみたいです)


木自体の性質や老木であるなどの理由や、

もしくは神聖な木である場合が多いです。


なので私は基本的に触らないようにしています。

触らなくても目の前に立つだけで触れあいはできて

います。



お家や近所に植物があったり、気になる草木があったら

「ありがとう」と言ってあげてください。

それだけできっと喜びます。



桜賀和


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