献立アプリとネットスーパーでキッチン滞在時間が長くなった話
在宅勤務をしていると、勤務の合間に家事をすることが増えました。その一つが昼食、夕食づくりです。もともと朝食は私が妻や子供たちの分も用意して、出社をしていたのですが、在宅になってからは昼食、夕食を週の半分程度は作っています。
我が家には、自動調理、調理サポートの3種の神器(と私が呼んでいる)であるホットクックや過熱水蒸気オーブンレンジ、ココットプレートが揃っています。
しかし、いくら自動調理器があっても材料がなければ始まりません。また、献立を決めなければ何を買えばよいかわからない。考えてみると、調理をする時間に比べて、レシピを検索する時間や買い物に行く時間の方が長いように思います。レシピを調べるのが面倒だと、いつもの鶏モモの照り焼きやホットクックで作る煮物など定番メニューになりがちです。買い物に行こうと思っても、子供と一緒には今は行けませんし、調達した材料の過不足が発生することも。
そこで、最近使用しているのが献立提案をしてくれるアプリ『タベリー』です。
まず、献立を主菜、副菜、スープのセットで提案をしてくれるのがありがたい。自分で献立を考えると副菜まで頭が回りませんが、提案をされたら作る気になってきます。家族の好みを考えて、気に入らないメニューであれば別の献立を提案してくれるので探す手間もほとんどかかりません。また、家族人数を登録しておけば、その分量で材料を計算してくれます。タベリーを使い始めてから献立を考える時間が格段に減りました。
献立を立てた後の材料の調達については、ネットスーパーを使っています。というのも、タベリーが考えた献立の材料の情報をネットスーパー4社(楽天西友、イオン、イトーヨーカドー、ライフなど)に渡して、ほぼ自動的にオーダーをしてくれます。もちろん欠品の商品があったりはするのですが、4社で価格を比較したり、手動で探せば代替品もあったりするのでやりくりは可能です。週に2回程度の注文量だと配送料が1回330円かかりますが、自分で買いに行く手間を考えると納得かなと思っています。
献立アプリとネットスーパーの組み合わせで、レシピの検索や買い物の時間が減り、調理のためにキッチンに滞在する時間が増えたというのが今回のお話です。
ただ、献立アプリとネットスーパーは完璧ではなく、改善してほしいところはあります。
その一つが、ネットスーパーの品揃えです。生鮮食品の種類は少なく、特に鮮魚や果物は欲しいものが揃っていないことがあります。主菜の材料が無い場合もあり、その時は献立を作り直しになってしまうので、献立アプリ側もネットスーパーの品揃え状況と連動しながら提案してもらえると有難いなと思っています。
今後も在宅勤務が一般化していくと思いますし、家で調理をする機会も増えていくと思います。そんな時に献立アプリとネットスーパーを使うと、新しいメニューにも気軽に挑戦ができますし、献立を計画通り作り切った達成感を味わえるので、おススメです。