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不登校あるある 欠席の連絡はいやではないですか

子どもが学校に行かなくなり始めて、憂鬱だったのが欠席の連絡。

うちの場合、小学校は連絡帳、中学校は電話でした。

連絡帳

連絡帳は、いつも一緒に学校に行っているお友達に頼むか、親が持参します。

朝、学校に行く・行かないと息子と話しているとあっという間に7時半になり、一緒に学校に行く子が迎えに来ます。最初はできるだけ行ってほしいと思っていたので、とりあえずお友達には先に行ってもらい、説得を続けます。

それでも今日は行かないようだと、連絡帳に走り書きし、8時に出勤する夫に学校へ持っていってもらいます。先生が職員室での朝会を終えて教室へ向かう8時20分ごろまでに提出しなければならないので、これで何とか間に合います。

何かの事情で夫が行けない場合は、私が自転車に乗って提出しに行ったりもしました。

連絡帳は先生が確認後、朝お迎えに来てくれたお友達に渡され、お友達がうちのポストに入れてくれます。

これが毎朝なので、親も、お迎えのお友達も大変なのです。しまいにはお友達に嫌な顔をされてしまいました。それは当然ですね。

これだけネットやメールが当たり前の時代に、どうして連絡帳なのでしょう? 確かに筆跡で親が書いたかわかるから、ずる休みはできないけれど…

もう学校には行かないようだ、と諦めがついてから、連絡帳のやり取りは無しにし、学校に行けるときに電話する、ということにしました。

電話

一方で、中学校は8時から8時20分の間に職員室に電話することになっていました。8時20分というのは,つまり先生が職員室での朝会を終えて教室へ向かう時間です。

今、中2の息子は最初から学校に行っていませんから電話はしませんが、娘は中1の3学期から起立性調節障害で休みがちだったので、電話をしていました。

娘の場合、週に1日から3日休む程度の体調で、その日にならないと行けるかどうかわからないので、休むたびに電話するわけです。

これがまた大変で…

娘に声掛けして登校できるかできないかを確認しながら自分の出勤の支度をして、所定の時間内に電話するって、至難の業。

8時半に出勤していた頃は、着替えて歯磨きして、朝の連ドラのオープニングを合図に電話して、化粧して…という感じでした。

それでも時間内に電話ができず,掛けたときには既に担任の先生が職員室を出て教室へ行ってしまっていたことも度々ありました。

電話が嫌なのは、あの敗北感に似た気持ち。

「敗北感」を感じてしまうのは、学校に行かせなければ、と思っていたからなのですよね。

娘の場合は、明るい不登校の息子と事情が違ったので、この気持ちは続いていました。

6年前の1学期は、当時小2の息子の不登校と中2の娘の起立性調節障害が同時発生していたため、連絡帳提出と電話連絡を並行してやらなければならなかったので、毎朝疲弊していた記憶があります。いや、本当に大変だったよ!

連絡帳は先生がサインしてお便りを挟んでくれる程度。電話も、担任から様子を聞かれたりしたら電話する意味もありますが、朝で先生も忙しいし、そもそも担任がいないことが多く、事務的に副校長先生にお伝えするだけでした。(これを毎朝受け付ける副校長先生も大変。)

連絡帳も電話も、その方法でなければならない、という理由は思い当たりません。

公立校はパソコン、ネットワークの導入が遅れているようですが、欠席の連絡を変えるだけでも、親も先生もずいぶん楽になるのでは?


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