#50 2021
▶はじめに
年末年始というのは不思議なもので、12月31日と1月1日という日に大きな違いは無いはずなのに、12月31日までに起こった多くのことがリセットされるような、1月1日からは何だか前向きに再び頑張れるような、そんな気がしてしまう。
だから、これを機に自分を顧みたり、新たな抱負を語ったり、神仏さまに世界平和や健康を願ったり、普段とは違う自分の思考や行動を素直に楽しむのもまた一興だと思う。
▶2020年
新年の抱負を語る前に、昨年の自分をきちんと振り返りたいと思う。
2020年最初の投稿では、今振り返るとちょっと曖昧な目標を立てていた。
・好きなことを続ける
・程よい塩梅で
・健康に
「好きなことを続ける」について。
たった今私が「好きなこと」で思いつくのは語学の勉強。スペイン語も、英語も、これから始めるかもしれない〇〇語も、好きな限りは続けてみようかしら。
語学の勉強が1年を通してずっとできたかというとそうではないけれど、しばらく受検の勇気が出なかったDELE(スペイン語認定証)のC2にチャレンジしてみたのは大きな出来事だったかもしれない。夏頃にエイヤで申し込みをして、勉強を始めたけれど最初は全然うまくいかず終わりが見えなかったけれど、毎日5分でもいいからスペイン語の何かに触れていたら、2か月くらい経ってちょっと手ごたえを感じるようになって、もしかしてイケるのでは!?と思ってちょっと疎かにしたスピーキングとライティングに行く手を阻まれて、試験当日は自分の小さな実力を思い知った。
とはいえ、合格・不合格といった客観的な結果とは別に、スペイン語をまた1年続けることができてよかったなぁという実感がある。そして、まだスペイン語が好きである。未来の自分への期待度は好きなことを続けるほど大きくなるので、今年もスペイン語を嫌いにならないように気を配りつつ、続けていければと思う。
「程よい塩梅で」について。
ほっといても自分の身の回りは変化していくので、
ポジティブな変化もネガティブな変化もそれなりに受け入れたい。それなりに、で大丈夫。
ほっといたら自分の身の回りが大変化してしまいました。コロナの影響で働く会社の環境もそれなりに変わったし、これらの変化がネガティブなものなのかポジティブなものなのか未だ結論付けづらい時期を生きていることは確かだけれど、
ちょっとつらい時期は、やっぱり周りの人に助けられて、時々noteに思いをぶつけて、美味しいもの食べたりして、発散しながら割としなやかに生きることが出来たんじゃなかろうか。ぜんぶ「それなりに」乗り切った気がする。もうちょっと我慢できたんじゃないか、頑張れたんじゃないか、という後ろ向きな反省たちが頭に浮かぶけれど、2020年始めの自分が「それなりにで大丈夫」と言ってるので、大丈夫だ。
「健康に」について。
睡眠時間をしっかり確保して、適度に運動して、辛いことがあったら友人や家族に慰めてもらって、美味しいケーキをたまに食べて、映画・本・散歩で心を潤す。当たり前に健康な毎日を送る努力を惜しまないようにします。
「適度に運動して」は達成△だったけれど、意識せずとも健康な毎日を「それなりに」送れたような気がする。コロナで外食機会が減ったこともあり、仕事が立て込んでない週はちょっとでも継続的に自炊して、面倒でも夜にブロッコリーだけ茹でて会社に持って行ってお惣菜を買って食べる、そんな日が50回くらいはあった気がする。睡眠時間も7時間くらいはちゃんと取るようにして、ケーキじゃなくて美味しいパンをたくさん食べて、映画や本も適度に読んだ。年始に困っていた鼻炎の症状もかなりおさまった。よしよし、よくやった自分。
▶2021年
さて、2020年を踏まえてどんな2021年にしたいかな…とこの年末年始色々考えてみたのだけれど、いっぱいアイデアが浮かんできて困った。こんな風に困ることは初めてなので、これも2020年と2021年の自分で大きく変わった点かもしれない。具体的にコレしたいアレしたいは結構あるのだが、それは別のメモに取っておくとして、2020年みたいに、それらに共通するキーワードを抽出してみたい。
1.記録
読んだ本、観た映画、めぐった銭湯、おいしいお店、スペイン語などの勉強に充てた時間、新聞を読んで気になったワードや事象、自分が1ヵ月に使うお金と収入、を中心にマメに記録していきたい。
記録したからといってインプットできる量が変わるのかというとそうではないけれど、やはり一年を終えてみると「やったはずなのにどこにも記録がない」のは寂しいと感じた。
2020年の振り返りには記載していなかったものの(分類できなかったものの)、マメな人の素敵な影響もあって、自分の収支をかなり詳細に、そして継続して記録した。これはすんごい変化である。2019年までは銀行口座の残高と目の前の消費物にしか意識が向いていなかったけれど、数か月家計簿の記録を続けると自分が1ヵ月幸せに生きるためにどれくらいのお金が必要なのか把握できるようになり、一年間の貯金の見通しが立つようになり、必要経費以外を積み立てNISAに回してみたり…と、想像できないくらいお金との向き合い方が変わった。毎日1分継続して記録するだけでこんなに価値観が変わるのだから、記録にはすごいチカラがあるに違いないと確信した次第である。
2.継続
継続のみ力なり、というどこかの誰かが思いついてくれた素敵な評語を胸に、毎日続けるという意味での継続をしたい。モチベーションが維持できるかどうかは、日々の継続の積み重ねの結果でしかないと思う。
毎日続けるのは、①日経新聞を読む、②好きな勉強にまつわる何かをやる、③本を1ページ読む、④腹筋1回、の4つ。
①は、Twitterを消してからというもの私の情報ソースがほぼ日経新聞だけになり、全然知らない人の超感情的な意見を目に入れることなく世の中の事象に目を向けることができるようになった。読むという行為が好きな私にとって、新聞は読み物としてとても面白い。朝の通勤時間は大体日経新聞を読むいい習慣が出来ているので続けたい。そして、1.の記録にも繋がってくるが、今年は新聞を読んで気になったワードや事象をメモに残すという1ステップを踏むことも意識したい。
②は、現時点ではスペイン語が好きな勉強だけれど、中小企業診断士の資格の勉強でも、Excelマクロの勉強でも、その都度自分に必要で、かつ好きな何かにまつわる勉強を1分でもいいからやるのが目標。今年は「勉強」の幅に柔軟性を持たせたいな。
③は、いくら本が好きとは言え、意識して読書する時間を取り入れないと読まないことに気づいたがゆえの目標。1ページだけだったら無理なく続けられそう。そして、読んだ本をきちんと記録していくことも新たな取り組みとして挑戦してみたい。
④は、年末年始に膨らんだぽっこりおなかをへこませるためにも、運動不足を解消するためにも…という壮大な目標は置いといて、上の目標の中に体を動かす系がひとつでもあったらよいなと思ったので、腹筋1回だけやります。
3.しなやかに・健康に
2019年の自分には想像できなかったくらい、2020年は自分も、自分の身の回りも変化した一年だった。
というか、25年生きてきて、変化のない年なんてなかったなぁと今更気づいた。
ということは、どんな変化にもしなやかに対応できたら、今年だけじゃなくこれから先の未来もしっかり生きていける。
住む場所が変わっても、交友関係が変わっても、仕事が変わっても、変化を楽しみながら前向きに生きていこう。前向きに生きるためには、当たり前に健康な生活を送ることが大切だから、睡眠をしっかりとって、自炊できる日は自炊して、適度にYouTubeや映画、本といったエンターテインメントを生活に取り入れる。
また1年後の自分、2021年を振り返るのを楽しみにしといてな!