【魔物】が私に襲い掛かった日
おはようございます。さくらです🌸
今日は【魔物】が私に襲い掛かった日についてお伝えできたらと思います。
それは大学3年生の約半年の看護実習を終えて後期の授業が始まった頃だったと思います。
今思えば、看護学生の実習って本当に過酷ですよね。
事前学習に膨大な量の記録物、日々の調べ物、レポートetc…
まともに寝れない、食べれない日々が続いて、気づかないうちに身体が蝕まれていったのだと思います。
その過酷な実習を終えて、コンディションが良いとは言えない状態で後期の授業が始まりました。
とある日、恩師の訃報が知らされました。
なんだか感情がぐちゃぐちゃになって、辛いのに平気なふりをして、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら休まずに学校に行っていました。でも周りからみたら大丈夫な状態ではなかったのでしょう。私の異変に気付いた友人が、精神看護の先生のもとへ一緒に行ってくれたと思います。(この時すでに体調が悪すぎてあまり記憶にない…)
そして、精神看護の先生とお話して、メンタルクリニックに行くことになりました。しかし、メンタルクリニックに行くことには少し抵抗がありました。自分の状態はそこまで悪くないと思い込んでいたからです。まだ大丈夫だと思い込んでいたからです。まだ頑張れると思い込んでいたからです。
しぶしぶ行ったメンタルクリニックでは、
・眠れない
・食べられない
・倦怠感
主に上記の3つの症状を先生に伝えたような気がします。
「学校を休んで家で休養したほうが良い」
そう言われました。
診断としては、【うつ病】。
そう、これこそが私に襲い掛かった【魔物】なのです。
その日から、長い長い【魔物】との日々が始まります。
次回:初めて精神科病院に入院
ここまで読んでくださってありがとうございました。
うつ病の発症は何がきっかけになるかわかりません。
私の場合は実習でのストレスの蓄積と恩師の訃報が重なったことでした。
症状が重くなる前に早期受診ができれば良いですが、自分では気づけないこともありますよね。気づいていてもこんなの大したことじゃないと思ってしまいますよね。仕事も学校もまだ頑張れる、まだ大丈夫だと思ってしまいますよね。メンタルクリニックなんて…、精神科なんて…、そう思ってしまうこともありますよね。私自身もそう思っていました。私の経験談が、早期受診につながればと思い、このnoteを始めました。しかし、メンタルクリニックや精神科病院は初診の予約がなかなかすぐにとれないのが現状だと思います。(そこが今の日本の精神科医療の課題なのではと感じていますが。)
私にできることは少ないですが、誰かのお役に立てれば幸いです。