卵料理
英国は食事がまずいということで世界的に有名ですが、唯一認められているのがイングリッシュ・ブレックファーストです。イングリッシュ・ブレックファーストは卵、ベーコン、ソーセージ、焼きトマト、ベイクドビーンズ、トーストがセットになっています。イギリスのソーセージは水分が多くスカスカなので肉100%のドイツのソーセージとかと比べるとそんなに美味しいものではないのですが、朝食で食べるとなぜか美味しく感じます。そしてお題の「卵料理」はボイルドエッグ、フライドエッグ、スクランブルエッグから選べますが、スクランブルエッグもソーセージ同様、卵100%ではありません。ミルクが加えられていて、ソフトな触感です。
スウェーデンでは朝食で茹で時間8分の卵と11分の卵が選べて感動したものです。ドイツのおじいさんが経営するペンションのでは、毛糸で編まれたニワトリに包まれてゆで卵が出て来ました。ちょっとした気配り嬉しかったです。
母が入院する前は土日は半熟卵を食べていましたが、今は一人で面倒臭いのでトーストだけ食べます。先週末に兄が帰宅した時は久々に朝食にゆで卵を作りました。世の中には一人でも朝から目玉焼きを作る人がいるかもしれませんが、卵料理はちょっとしたおもてなしで、優しさが込められているような気がしてなりません。