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映像制作に必要な一本目のレンズを考えよう!!

皆さん、こんにちは。

Video Arts Laboのサクです。


本日は「映像制作に必要な一本目のレンズを考えよう!!」というテーマでお届けします。




人の心を動かす映像を作りたい!

そう思った時にカメラやレンズの購入を真剣に考えるようになるのですが…




果たして、プロを目指すにあたり一本目に持つレンズはどんな物がいいんだろう?

って思うことは結構あるんじゃないかと思います。




この回では、映像を撮るにあたり一本目の購入をオススメするレンズを紹介します!!




それでは、早速いきましょう。





映像に24-70mm F2.8のレンズは必要か?

まず、映像を始めるにあたり標準ズームの大三元レンズは必要かという話です。



結論、必須ではない

YouTubeやネットをみていると、この24−70mmはすごくオススメなズームレンズとして紹介されていることも多いと思います。




ですが、私の体感ではあまり必要ないというのが本音です。

このレンズ、写真ユーザーには人気が根強く、ウェディングの場でも多く使用される定番レンズだと思います。




それでも、私がオススメしない理由は次の3つです。

画角が中途半端
 寄り切れず、引き切れない範囲であり、映像の動きに対応しづらい。特に70mmという中望遠はなかなかに使いづらいです。

明るすぎる&微妙なボケ
 F2.8という夜間帯では微妙な明るさに加えて、微妙なボケ感。しっかりボカすなら単焦点レンズか100mm以上の望遠レンズを使用します。

・重い
 これは映像の尺にもよりますが、数分以上回すなら手がプルプルします。


と、こんな感じですが、もちろん例外もあって。

事前に絵コンテなどをしっかり作り込み、計画的な撮影を行う場合には全く問題ないと思います。





初心者におすすめの1本目のレンズ

さて、ここからはレンズの紹介です。

私が今から映像を始める方にオススメする1本目のレンズは、焦点距離「16-35mm」のズームレンズです。




その理由としては、

・広角から標準域まで撮れる
 広角端が16mmなのでダイナミックな映像が撮れる。また35mmは標準の焦点距離としても違和感がないし、結構寄れる!!

・F4通し
 このタイプのズームレンズは大体F4通しのレンズとなっています。
 日中の撮影では十分な明るさで、夜間では別途照明を使用すれば問題なし。

・軽いは正義
 Panasonicから出ているLUMIX S PRO 16-35mm F4というレンズは、約500gと軽く、機動力抜群!!

そして、今時のフルサイズカメラは、クロップモードも備わっている物が多く、クロップした時には24-50mm相当の画角にもなります。




本当に万能レンズですね!




ということで、もし今から1本目のレンズを探すらなら16-35mm F4を探してみてください。

値段は少し高いかもしれないけど、買って損はありませんよ!






映像制作に必要なレンズを3本考えるなら…

最後に、理想のレンズを3本選ぶとしたら…をお伝えします!!

私ならこの編成で映像に臨みます!

①LUMIX S PRO 16-35mm F4
 標準、広角を両方狙えるレンズ。ボケ味の少ないシーンはこれ一本でOK!

②LUMIX S PRO 70-200mm F4
望遠域全体をカバー。F2.8より軽量なので、頑張れば手持ちでもイケる!
ボケ感は望遠で作る!!

③LUMIX S 35mm F1.8
夜間撮影や浅い被写界深度が必要な場合に使用。
50mmや85mmでも構いませんが、そこは好み。


と、こんな編成で臨みます!

とりあえずこの3本があれば、ほとんどのシーンは困らないかと思います。





まとめ

映像制作用のレンズ選びは、撮影スタイルや用途によって大きく異なります。



初心者は広角・標準ズームから始めて、徐々にレンズを増やしていきましょう!



最終的には、広角ズーム望遠ズーム明るい単焦点レンズの3本セットあれば、それが私の理想かなと思います。



今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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