あらゆる機材は身体の拡張?
みなさん、こんにちは。
Video Arts Laboのサクです。
今回は「あらゆる機材は身体の拡張?」というテーマでお話しします。
機材は身体機能を拡張する?
まず、機材が身体の機能を拡張するということについてです。
例えば、カメラを使った撮影の際に使用する一脚や三脚、ジンバルなど。
これらの機材は、撮影時にカメラ本体の安定を確保し、ブレのない写真や映像を撮るために使用します。
その際、パン棒やジンバルの持ち手部分を使って、カメラを左右へ振ったり、上下に傾けたりしますよね。
この時、機材は自分の手や足の延長上にあり、身体の代わりとしての役割を果たしていると考えます。
どんな機材でもそうですが、一脚を初めて使ったときは、かなりブレてしまい思うような撮影ができませんでした。
しかし、練習を重ねることで少しずつコツをつかみ、上手く扱えるようになってきました。
機材を扱っているうちに自分の身体をどのように動かせば一脚を上手に扱い、ブレが少なくなるかを学びました。
つまり、高価で、質の高い機材を買ったからといって、使用者の熟練度が低ければ機材のパフォーマンスを十分に発揮できません。
まず、機材をたくさん触って、コツを掴んで、自分自身が機材を上手く扱うことのできる身体を作ること。
使用者の熟練度が上がってくれば、自然と機材も手に馴染むようになってきます。
自分に合った機材の選び方
次に、自分に合った機材の選び方です。
機材を選ぶ際には、コストパフォーマンス(コスパ)も大事ですが、最初は価格にとらわれず、自分の目的に合った機材を選ぶことが重要です。
私の場合、まずは安価な三脚から始め、次に一脚を選びました。
一脚は三脚よりも自由度が高く、自分の撮影スタイルに合っていると感じたからです。
ジンバルでは、カメラとの接続やバッテリーなど気にすることが増えてしまします。
しかし、一脚であれば場所、距離感など直接撮影に関わるものだけに集中できます。
そのため、三脚と一脚、ジンバルという選択肢があったなら、私の場合は一脚が第一候補に上がりました。
自分が何を撮りたいか、どう撮りたいかを逆算して考えることで、無駄な買い物を防ぐことができますね。
鍛錬のコツ
最後に、鍛錬のコツについてです。
重い機材を使いこなすためには、体力や筋力も必要です。
私は日常的に筋トレを行い、体を鍛えることも習慣化しています。
そうすることで、長時間の撮影でも安定した映像を撮ることができるようになりました。
鍛錬のポイントは、無理をせず、少しずつ負荷を増やしていくことです。
初めは1日1回の腕立て伏せから始めても構いません。
徐々に回数を増やしていくことで、無理なく体を鍛えることが大切です。
結論
機材は身体の延長上にあり、自分の手足の代わりとして機能するため、自分の体をしっかりと鍛え、技術を磨くことが最も重要です。
高価な機材を買ったからといって、すぐに素晴らしい映像が撮れるわけではありません。
まずは自分のベースとなる体と技術をしっかりと整え、それに合わせた機材を選び、少しずつステップアップしていくことが成功への近道です。
みなさんも、自分に合った機材を見つけ、日々の鍛錬を怠らずに、クリエイティブな活動を楽しんでください。
それでは、次回もお楽しみに!
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