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「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる

今回の本は『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる』。

人間とは記憶に基づく経験から、自ら考えて、行動する生き物です。


自動化によって考えなくても良い環境になってしまっていることが、今の問題でもありますね。

前置きが長くなりました…

それでは参りましょう。

1.手に取ったキッカケは?

この本は自然とタイトルに惹かれました。

元々、脳科学が好きな私は脳に関連する本を見つけるとまず手に取ります。そこから買うかどうか決めるのです。

しかし、大体は知っている知識や求めているものではないので専門書でいいか…となってしまうのです。

 

この本も何気ない習慣から手に取った1冊でした。触った時の第1印象は「え…ザラザラしてる?」でした笑

本の質感がザラザラしていたんです。これには衝撃。ツルツルとかサラサラしてる本って結構ありますよね。でもこれはザラザラしていたんです。

本の質感って結構決め手になる部分が大きいかも(私の場合ですが…笑)

 

お次は目次をパラパラと。そこには発達の話から記憶の話、専門的な内容が書いてありそうに感じました。

そこで立ち止まって、シンキングタイム!

と言っても、そこまで長く考えず「とりあえず、買うか」そんな感じでした。

 

値段は一般書籍よりもやや高めです。しかし、私は高い本を買うことに対してのハードルが下がっています。なぜなら…

医学書は5000円以上が当たり前だからです泣

2000くらいの本では迷いません!この辺りはマインドブロックが外れているんでしょうね笑

ということで、今回の決め手はザラザラした感触勢いでした!


※読んだ内容はTwitterやInstagramに要約として投稿しています。

 

2.読み終えた後に思ったこと

この本を読んだ後は、誰かに説明したい!と思える内容でした。

それだけ勉強の要素が強い本です。セミナーや講義を受けた後にいい内容であればシェアしたい気持ちになりますよね?


そんな気持ちになりました。中には既に知っている内容もありましたが、説明が分りやすく、さらに深めた知識を自分の中に落とし込むことができました。

この辺りは一般書ならでは、ですね。文章が固くなりすぎず、スッと入ってきます。


そして和訳してくださった方への感謝です。こう言った専門書は和訳がとても難しいように思えます。

表現や言い回しが著者の思っているように伝わらなくはいけません。特にたとえ話は頭を悩ませたんじゃないかな、と思いながら読んでました。


専門家が話すたとえ話は独特で、その人は分かりやすいように話しているつもりでも、専門外の私たちはチンプンカンプン、なんて事がよくあります。

最近は本の内容だけでなく、そんな部分まで考えられるようになってきました。内容以外に感情を入れながら読むと文章もスラスラと頭に入ってくるんですよね。


いわゆるフローの状態なのかは分かりませんが、そういった感情は読書の邪魔にならないのでうまく活用していきたいですね。

 

3.この本をオススメしたい人

上にも書きましたが、この本は「勉強」するための本です。

そのため、何かを知りたいと思うかたには良い本です。しかし、ちょっと読んでみるかという方にはオススメしません。詳しい内容が故に、挫折してしまう恐れがあります。


なので、脳について学びたい!と強く思う人に手に取って欲しいなと思います。読み終わった後は必ず誰かに話したくなります。

近くにシェアできる人がいない人!!私で良ければ話し相手になりますから、お返事くださいね笑


また、脳科学、神経科学分野に興味があるセラピストにも読んで欲しいと思います。専門書で勉強している内容が、頭で整理される感覚があると思います。

そんな訳で、私が思うこの本は、勉強したい人のための一冊。








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