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撮影に使う定常光(LEDライト)の選び方 初級編

皆さん、こんにちは。

Video Arts Laboのサクです。

今回は「撮影に使うライトの選び方 初級編」というテーマでお届け!!


撮影を始めると照明の重要さがだんだんと分かってきますよね。

で、いざライトを買おうと思っても何を買えばいいのか…と悩まれる方も多いと思います。




本日は、初めてのライト、特に定常光を買うときに知っておくと役立つ照明の選び方についてお伝えします!!



それでは、早速いってみましょう!





定常光の選び方 きほんの「き」

定常光の選び方で最も重要なのは、「何を撮るか」です。




用途によって必要な照明が大きく変わってきます。
以下のポイントを考慮して選びましょう!

・撮影対象:人物、物、風景など
・撮影場所:
屋内、屋外
・撮影目的:
広告、家庭用、YouTube動画など
・撮影時間帯:
昼間、夜間



これらの要素によって、選ぶべきライトは異なります。




ライトを選ぶ前に、まず自分が何を撮りたいのかを明確にすることで、適切な出力や特性を持つライトを選択することができますよ!




ライトの出力を選ぶコツ

次に、用途に合わせた出力の選び方について説明します。



1つの例をもとに撮影時に必要な出力数を並べてみました。

・屋内ポートレート撮影(昼間)
 60W〜100W程度で十分。窓際に被写体を配置して、自然光と組み合わせて使用する目的なら高い出力のライトは必要ありません。太陽光を補填する形で使うなら低出力でも問題ないでしょう。

・屋内外両用、広告やウェブCM撮影
 最低でも100W程度の出力が必要だと思います。きちんとしたスタジオであれば複数台(3台以上)用意することをします。また、色温度なども変更できる照明であれば撮影の幅が広がります。
 この場合、どちらかというと出力数よりも照明の台数が必要になる場合が多いです。

・大きな部屋(20畳以上のリビング)や夜間撮影
500w以上の出力が必要。広いお部屋での撮影や、夜間の撮影であれば高い出力が必要な事間違いなし。500W〜800Wが複数台あれば広告映像のような明るさを実現できるかと思います。



さて、ここで重要なのは、「大は小を兼ねる」という考え方です。





高い出力の照明は、低い出力にも変更できますが、その逆は不可能です。



そのため、多面的な使い方を検討しているのであれば、ひとまず高い出力の照明を選ぶ方が良いです。





私のおすすめライトを紹介

最後に私のオススメ照明器具をお伝えします。

照明のメーカーはいくつかありますが、私はNANLITEというメーカーがオススメです!





操作性もよく、光の質も高いためどんな場面でも使用できます。

Nanlite FC120B

出力:最大145W
色温度:2700K〜6500K
価格:45,100円

最大出力145Wで、色温度も変更できる万能ライト。

キャリーケースもついているので、持ち運びにも便利です。



1本目の照明としては、少し物足りないけど2本目を探している方ならアリです。





Nanlite FS300B

出力:最大350W
色温度:2700K〜6500K
価格:59,400円

出力は最大350wと6〜8畳くらいの部屋なら真っ暗闇でも昼間にできるくらい明るいです。




1本目のライトとしても使い勝手のいいライトで、色温度も変更できるため用途も幅広く使えます!





Nanlite FC500B

出力:最大520W
色温度:2700K〜6500K
価格:115,500円

最大520wという高出力のライト。

1灯あるだけで昼も夜も作れる優れもの!




価格も他の照明メーカーと比べるとリーズナブルです。

NANLITEのFCシリーズはキャリーケースも付属しているので、新たにケースを買い足す必要もありません。



1本目にはもちろん、2本目に購入もオススメ!!





まとめ

ライトの選び方は、以下の点を押さえることで正しく選択できます。

・何を撮るかを決めてからライトを選ぶ
・用途に合わせて適切な出力を選択する
・大は小を兼ねる原則を考慮する
・一本目のライトは高出力のもの(300W〜500W)を選び、必要に応じて追加する



ライトの選び方ひとつでも、撮影の質を大きく左右します。



自分の撮影スタイルや目的に合わせて、適切なライトを選択することで、より質の高い映像制作が可能になりますよ。




今日はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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