世界最有効の糖尿病対策
今回の本は「世界最有効の糖尿病対策」。
糖尿病についてもう一度正しく理解しましょう。
血管の中に糖がたくさんあるだけでの病気、なんて知識ではいずれ命を落とします。
それでは参りましょう。
1.手に取ったキッカケは?
この本は地元の本屋さんをプラプラと歩いているときに見つけました。
絶対の自信を持って書かれたであろうタイトルに、少し惹かれました。
糖尿病は国民病とも言われるような病気です。
生活習慣病なんて優しい言葉ではこの病気の恐ろしさは分かりません。
私たちはこの病気について、もっと正しく理解し、知識を深めていく必要があります。
特に2型糖尿病は食べ物が簡単に手に入る現代だからこそ、存在する病気であると思います。
…話が脱線しましたが、キッカケの続きです。
上から見ているだけではわからなかったのですが、持ってみるとかなりの厚み。
分かりやすく例えるなら、「まとまるくん」サイズ。
…世代がバレますね笑
冗談はさておき、糖尿病という一つのテーマでありながら、専門書ではなく、一般書でこの厚み。
中身に期待を膨らませ、いざパラパラめくる。
うん、想像以上に濃い…。
実際の症例も出てくるので、イメージがしやすい。
というわけで今回の決め手はこちら!
✅かなりの厚み
✅イメージがしやすい
✅絶対の自信を持って書かれたであろうタイトル
なんだかんだでコスパも重視します笑
感情的に読めるのもポイントが高いと思います。
※読んだ内容はTwitterやInstagramに要約として投稿しています。
2.読み終えた後に思ったこと
電車で時間をかけて、糖尿病のセミナーに行ってきた。
そんな疲労感と収穫のある内容でした。
正直、1回見ただけでは到底理解できません。何度も重要な部分を読み返したり、自分で勉強する必要があります。
そういった意味でセミナーと表現しました。セミナーも行っただけでは記憶に残りませんよね?
実際に勉強したことを行動に生かしてこその、講習会や勉強会だと思います。
しかし!そのセミナーの値段がこの価格なのは安かったです。
本格的な勉強会や、高いセミナーの前の予習としてもいい本だと思います。
この本をきっかけに、さらに深い知識をつけていく。
そんな足がかりにもなる本です。
3.この本をオススメしたい人
これから家庭を持つ若い人や、すでに家庭を持っている働き盛りの年代の方。
自分を守ることはもちろんですが、家族も守ることを考えたら強くオススメしたい。
糖尿病になるということは、家族に迷惑がかかるということ。
そして2型糖尿病は自己管理ができていない証拠でもあると思います。糖質を取りすぎ、動かず、徹底的な生活習慣の乱れから発症します。
もちろん、障害で動けなくなってしまった人もいるでしょう。しかし、動けなくなった人が全て2型糖尿病になっているか?
違いますよね?予防する手段はいくらでもあるはずです。中には誰も頼れなくて、偏った生活しかできなくなってしまった人もいますよね。
私も現場でそんな人を見てきたので、それも分かります。しかし、結局は自分で自分を管理するしかありません。
日本は本当に恵まれた国で、誰でも安い治療費で平等な医療が受けられます。
その反面、そこに甘え、悪くなったら病院へいこうという考えが一向に無くならないのも問題となっています。
この本を読んで、今一度、糖尿病について考え、自分や家族を守っていきましょう。
大袈裟かもしれませんが、守れる命を守る、そんな一冊。