パパさまよった 秋の巻 (全34篇)
育ち盛りの子たち3人と一緒に暮らすっていう人生で初めての体験のなか、日ごとに、戸惑い、さまよっている、見覚えのない自分のこころ。胸がうずいて眠れないまま夜明け前、そうした想いを詩にととのえて、ようやくどうにか冷静に生きた心地を取り戻しているような日々が、半年ほど続きました。2023年の春先から秋にかけて生まれてきた詩たち。こんな詩がまさか自分から生まれてくるとは思いもよらず。いくら舞っても踊っても、どうにもできない、いくら歌っても泣き叫んでも、どうにもできない、そんな万感の想