NYCにてトラブルに巻き込まれた話「NYでの生活#3」
皆さんこんにちは!!SAKURAです。
今回も引き続きNYでの生活#3ということで、
皆さんにお話しさせて頂ければと思います。
#3ということでどんな内容にしようかとても考えていましたが、
皆さんに大事なお話をすることを、しっかり忘れていました。
それは、アメリカ合衆国の治安について。(NYCの治安事情2021)
皆さんが国外旅行に行かれる際に、当然気になってくるのは
行く国先の治安の良さ、わざわざ治安の悪いところへ
自ら行かれる方の方が変わっていると思います。笑
当然、僕がアメリカへ渡る際、治安を調べたりはしていたのですが、
なんせ、初めての海外で、右も左もわからぬ状態、
正直なところ、不安で、怖さもあったのですが、
そもそも、アメリカは銃社会で、
銃の所持がある程度は許可されている国です。
日本と違うのは理解していたし、
下手をしたら殺されるくらいの覚悟はありました。
滞在していた2ヶ月の間に割と、怖かった体験談がいくつかあったので、
エピソードを含め、その体験で学んだこと、
今後ニューヨークに行かれる方へ、海外に行かれる方へ、
僕なりのアドバイスができればと思います。
マンハッタンの真ん中で絡まれた話
僕がNYに到着して、2日目くらいの出来事でした
学校が始まるまで、僕はマンハッタンの近くにホテルを取り、
滞在していたのですが、その日僕は、
どうしてもタイムズスクエアに行ってみたくて、地下鉄を利用して、
42Stの出口から出てタイムズスクエアに向かって歩いているときに
アジア人観光客の方が団体で僕の目の前を歩いていたので、
この団体について行けば、迷うことないと思って、
後ろをつけるように、しばらく歩いていたのですが、
音楽を変えたいと思い、立ち止まっている間に、
目の前を歩いている団体が消え、完全に一人になってしまいました。
そのまま歩き始めたところで、
道の先で僕を待っていた、
おそらく全員2メートルはあるであろう
長身のグループに囲まれてしまいました。(5人くらい)
スピーカーから、音楽が爆音で流れていて、
マリファナを吸いながら、
話しかけてきた彼らが僕に言ってきたのは
「Hey bro you looks so good, where did you get this jacket from??」
その当時英語があまり得意ではなかった僕でも、容姿について褒められたのはわかりました。
僕はその時、足を止めて、彼らの話を聞いてしまった。
(ここで足を止めてしまったことによって状況は最悪になっていきました)
ちなみにその当時の服装はこんな感じ↓(絡まれそうな見た目笑)
足を止めた僕に話しかけていた彼らでしたが、
僕の英語は本当に悪いから分からないと言っても聞いてもらえず、
そこからは、彼らが僕に色んなものを見せてきました。
CD、ステッカー、お菓子、大麻、キーホルダー、
最初僕は要らないと伝えても、全部無料だから受け取ってくれと言われて
持っていた僕のトートバッグに全て突っ込まれてしまいました。
20分以上立ち止まって、話を聞いて、欲しくもないグッズをもらった後
僕は帰ると伝えると、ちょっと待てよと、腕を掴まれ、
チップをよこせと強い口調で、僕に詰め寄ってきました。
その時の圧が、さっきまで楽しそうに話しかけていた感じと
打って変わって、一気に怖さが押し寄せてきました。
それもそのはず、2メートルはあるであろう長身の男たちに囲まれ、
上から見下ろされる感覚です。チップをあげるしか無くなった僕は
財布を取り出し、お金をみたところ、100ドル札3枚、1ドル札4枚
札がそれしかなく、絶対に100ドル札は渡せないと思い、
1ドル札を4枚だけ出して、これしかないと言いました。
すると5人ほどいたグループの中で、さっきまで僕には
一切話しかけてこなかった男が
いきなり自分の持っているお金を僕に見してきて、
俺は両替できるから大きいの渡せと言ってきました。
僕が財布を開けた時に中身を全て見ていたのです。
(もう終わった、そう感じました)それと同時に
完璧に舐められてるなと思い、普段イライラすることもない僕でしたが、
とんでもなく腹が立って、この気持ちをぶつけてやろうと思いました。
ですが、もちろん英語での怒り方が分かるはずもなく、
気づいた時には日本語でキレてしまいました。
かなり大きい声でブチギレてしまったので、周りにいた人まで反応し、
周りの視線がこちらに集まり、
長身のグループ連中も怒りが伝わったのか、
謝ってきました。
そのまま歩き出して、その場を去ろうとした際に、
また腕を掴んできて、殴られるなと思った瞬間、
さっきあげたもの全部返せと言われ、
(お前らが勝手に俺のバッグに入れただろ)
なんて思いながら、バッグに入っていたCDやらなんやら、全部返して、
挙げ句の果てに1ドル札4枚も取られてしまいました。
これでこいつらから解放されると思い、歩き出した矢先、
後ろからまた追いかけてきて、また腕を掴まれ、
今度はなんだよって顔で見たら、なんでも、グミが返ってきてないと言われ
バッグの中を探すと、小さいグミが出てきました。
グミを渡した後、なぜか
Thank you とか言われて、なんで俺が感謝されてんのかなとか思いながら、
ひとまず長身グループが見えないところまで移動し、事なきを得ました。
移動して、少ししてから、一気に心臓がバクバクしてきて、
冷静になり、めちゃくちゃ怖くなりました。いや本当に、
路地裏連れてかれて、ボッコボッコにされて金品全部取られて
捨てられてもおかしくない状況だったなって、
起こったことが信じられなくて、リアルに30分くらい動けなかった。
実際に見たわけじゃないけど、ズボンの中に手突っ込んでたし、
おそらく、全員じゃないとしても、数人は銃持ち。
むしろ4ドルだけで済んで本当によかった。
心底ラッキーだと思った。
命もあって、怪我もなし、5人に囲まれて、
何も取られることもなく、4ドルで済んだ。
NYに来て2日目で、この経験、その当時
とっても不安だった。この経験と同時に思ったことは
英語が話せないと、怒ったり、自分が思っている感情を
伝えることができないのかと悔しくて堪らなかった。
この感情は英語を学ぶ上で僕のモチベーションにもなった。
いかがでしたでしょうか??
NYに到着してたった2日目の経験でした。
この経験は僕が初めて海外に行き、何も知らなかったからこそ、経験し、
大ごとにもならなかった、僕の人生の中でのとても大きな経験です。
ですが、この経験を通して学んだことは沢山あります。
実は他にも、外でショットガンの銃声聞いたり、目の前歩いてたアジア人の女性がいきなりぶん殴れてたり、海外での生活って、日本では絶対経験出来ないことの連続だと思います。色んなことが自分の周りで起こると、自然と自分も慣れて来ちゃうものなんですよね、
それでも自分の身の回りで起こる事は、気をつけていれば、何も起こらないこともある。人生何が起こるかなんて分からないけど、同じ失敗、トラブルが起きないように、対策して、気をつけることはできる。
何事もなく毎日を平和に送れることが
当たり前だとは思わないでいただきたいです。
日本に住んでいるとあまりトラブルは起こりにくいのかなって感じます。
ですが、どこにいてもできるだけ気をつけて下さいね。
トラブルを未然に防ぐ方法
正直、トラブルに巻き込まれる時は誰であれ、
気を付けていても巻き込まれます笑(どうしようもない笑)
ですが、僕個人的に思うのは
まず
・現地の治安情報を調べておくこと
・行っては行けないところのリサーチ
・見た目がヤバいやつは一切見ないこと
・基本的に話しかけられても無視すること
・立ち止まって話を聞いたりしないこと
・貴重品はバッグではなく、自分の肌に触れている場所に入れる、
(体から離れないようにチェーンなどつける)
・路地裏など、人通りが少ないところへ行かない
・英語が分かるように振る舞う↓
(これ結構大事だと思います!いくら話せなくても、
断り文句知ってるだけで、舐められることもなくなる!!)
・できるだけ一人で行動しない
意識して気をつけることができるとしたら、
こんな感じではないでしょうか?
あくまでNYで経験した体験にはなりますが、
もっと治安悪いところも世の中あると思うので、
どこにいても気をつけて行動して下さいね。
旅にはリスクがつきものです。
ですが、その旅で経験した物語は
あなただけのもので、誰にも真似することはできません。
皆さんもまるで映画の主人公のように
自分の人生を一緒に彩っていきましょ!1
ということでNYでの生活#3でした。
いかがでしたしょうか??
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
皆さんの1日がいい日になりますように!!
次回はNYでの生活#4ということで、
引き続き楽しみにしていただければと思います。
何枚かNYでの写真を添えておきます。
写真は全てフィルムカメラで撮影したものです📸↓