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自分って

「自分」という人間をキャベツみたいに1枚1枚捲って真っ裸にするなら、外せないのが幼少期だ。

それまでは
「自分って?」

だなんて振り返りもしなかった。
そう振り返り出したのは自分が母という立場になった頃にやっとだったかもしれない。子供の頃は自分ほど不幸な奴はいない、家出したい、死んだらリセットされるのか?、などと毎日に精一杯で盲目で···そんな余裕すらなかった。
でも社会人になり、自分の世界が狭い家の中から外へと行動範囲が広がると、それは薄らいだし、30歳になり、子供を産んだ時に始めた子育てブログで繋がった世界に出た時、色んな方との出会いや交流の中で自分が如何に井の中の蛙だったことを知れた事も大きな理由のひとつだ。

不幸自慢をしたい訳でも、可哀想と思われたい訳でもない。でもいつかどこかに書き残してみたいと思っていた。。。
きっとそれが今の自分の原点だと思うし、今抱えてる気持ちの「モヤモヤ」はそこが起因しているのかもしれない。
でも決してそのモヤモヤが、例えば過去が悲惨だったからだよと言いたい理由でもなく、そんな人生もむしろ自分のマイノリティ性だったり、糧になっているとさえ今はポジティブに思える。
実際に大抵の事は元気で生きてるだけで幸せ!ケセラセラ~と開き直れるし(図太いとも言うが)、神様は私に強く生きる力をくれたのだな、って思ってる(笑)

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