通勤戦場
こんにちは〜
訪問ありがとうございます。
今日は肌寒いですね。
首都圏では緊急事態宣言が継続していますが、今週から夫は職場にて仕事を行っています。働き方が見直されてきている傾向ですが、夫としては職場で仕事をする方がモチベーションが上がるのかもしれません。テレワークの身軽さはメリットだけど、直接人と会わない日が続くのは息が詰まる思いのように見えました。
普段、家では無愛想な夫ですが、昨晩はテレビを見ながらよく笑っていました。出勤効果でしょうか?
以前、娘と都内まで出かけた帰りに帰宅ラッシュの電車に遭遇しました。当時、娘は電車通学をしていましたが、私自身は電車通勤をしたことはありません。
電車がホームに入ってきた時に、乗車するスペースが全くなかったので、私は「次の電車にしよう…。」と娘に提案しましたが、娘は、「次も同じだから乗るよ」と言い強引に乗車をしました。私は驚きながらも、今までも度々、満員電車は利用してきているわけで、仕方ないと覚悟をして乗車しました。
帰宅ラッシュの電車は、疲れたサラリーマンの方やOLさんで埋め尽くされています。ふと、目の前を見ると、身動きが取れない中、疲れて立ったままの状態で寝ている方に目がとまりました。その方は、無意識に上半身が大きく揺れ、近くの方はその揺れに直撃していました。付近の方からすると、疲れが倍増することだった思います。しばらくその状態が続いた後に、我慢を切らした男性が「疲れているのはお前だけじゃないんだぞ!!」と怒り叫ばれていました。私は、その言葉と気迫に緊張した状態になりましたが、当の本人は、その言葉に我に返るものの、またすぐに寝てしまい上半身は揺れ、付近の人たちにぶつかっていました。
「この方はどれだけ疲れているんだろう…。」
「あの人は余裕がなく、許せないんだろうなぁ…。」
「皆、こんな思いをして会社と家を往復しているんだ…。」
「毎日の通勤だけで、どれだけのエネルギーを消費しているのだろう…。」
目の前の現象に思考が湧いてきました。
私は、人混みと殺伐とした空気感に耐えながら帰宅しましたが、正直、恐怖感から電車から降りたい心境でした。一方娘は、「こういう日もあるよね…」といった程度で、言わば免疫力があるような、私とのギャップに驚かされました。今思うと、この違いは繊細さんならではの反応だと理解しています。
テレワークが導入後、通勤混雑が緩和され、心に余裕が持てた方もいるかと思います。この発見を今後の社会生活にもうまく維持できると、働きやすく生産性も上がるように思います。
肝の据わった娘は大したものだと思います。同時に文句や愚痴を言うことなく、当たり前のように電車通勤し仕事をする夫に感謝し、働きやすい世の中を願うところです。
サクラ