テーマを考え抜く力をもらえる本
「書くことについて」野口 悠紀雄 著
■本書を読んだ理由
本書を読んだのは去年の11月です。
文章の入力方法として、注目している「音声入力」に関する同氏の著書を読み、その流れで、本書も読みました。
スタートダッシュで5日間、noteを投稿することができましたが、
私が読める本や記事でまとめられる本には限りがあるので、
このまま読書ネタを中心に投稿を続けると、行き詰まるのは明らかです。
そのため、テーマの重要性を説く本書のハイライト部分を中心に読み直して、今後のテーマを考える参考にしたいと思いました。
■心に残ったポイント
・アイデアが何よりも重要であり、文章のスタイルや表現方法は、その後の問題。
・文書の構想をまとめることは、人間にしか行うことができないので、今後もその重要性が増す。
・アイデアが浮かんだら、最初にGoogleドキュメントに音声入力で記録すると言う方法で大きな成果を上げた。
・テーマを探し出すことが執筆の第一歩だが、テーマは考え抜くことによってしか見出せない。
・良い質問をしたと言うのは、良い問題をとらえたという意味であり、大変重要なこと。
・多くの人が書けるようなものを書いても埋もれてしまうが、自分以外の人には書けないものを書くことができれば、大変有利な立場に立つことになる。
・事実に関する情報は、ネット情報で溢れているが、その事実の意味、背景、解釈等について書くことに意味がある。
・何のテーマで書くかと言うことについては、筆者が決めなければならないので、AI時代でも必要性は高まる。
・creative by doing、とにかく始めることが重要。
・テーマを見つけ出すための最も有効な方法は、仕事(執筆)を続けること。
・テーマも試行錯誤でしか見出せない場合が多い。準備していなくても、とにかく始める。何かを書いてみると成長する。これを実感している。
・考えの種=150字程度
・作物=基本ブロック、最低500字から1500字位
■今後に生かすこと
書くテーマが次々に湧いてくる方もいるのかもしれないのですが、少なくとも私はそうではないので、文章を書き続けながら、考え抜くしかないと、真摯に受け止めることができました。
考え抜く過程で汗水流した結果、完成した文章を見ると、充実感・達成感を感じることができるのだと思えば、うんうん唸りながら考えては書いて、書き直す時間も欠くことができないのだと思いました。
現在は、本書の内容を参考にして、
Google keep:文章化されていないアイデアの種
Googleドキュメント:文章化中のアイデアを育てる牧場
として、使い分けています。
色々なツールを活用しながら、書き続けていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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