見出し画像

独学を後押ししてくれる本

本記事は、私の中で心に残ったポイントをまとめたものです。
ご紹介する本の正確な内容や要約については、本書や要約サービス等をご参照ください。

「知的戦闘力を高める 独学の技法」山口周 著
https://www.diamond.co.jp/book/9784478103395.html

■本書を読んだ理由

「これは!」と感じた著者に出会ったときは、著者の思考を理解するため、一気にまとめて同じ著者の本を読むことを私の中では鉄則としています。
年末年始に山口周氏の著書を読み、まさに「これは!」と感じたため、同氏の著書を複数読みました。
スクールや社会人講座の受講等にハードルを感じていたので、独学の指針を掴むため、本書を読みました。

■心に残ったポイント

箇条書きで恐縮ですが、私にとってのポイントは以下のとおりです。
・独学の構成要素(①戦略②インプット③抽象化・構造化④ストック)
独学者が陥りやすい過ちの一つは、単に知識を詰め込むだけで、思考しないこと。
・他人といかにして異なるインプットをするのかが、独学の戦略の最大のポイント。何をインプットしないのかを決めること。
・戦略(①)は緩くてよい。
・問いのないところに学びはない。自分のテーマを持つ。
・テーマ選びは、自分がすでに持っているものをどう活用するかを起点に考えること。
自分と他者を差別化するポイントは、常に本人が当たり前だと思っていることの中に潜んでいる。
・古典といわれる名著については、すぐに役立つものではないため、いつでも引き出せるように、読書ノートを作ることをお勧めする。
ひたすらインプットする時期がないと、長期間に渡って継続するようなユニークな知的戦闘力は身に着けられない。人生において、他者からアウトプットを求められていない時期、インプットのための機械費用の小さい時期にしか大量のインプットはできない。
・意思決定の質が上がることが知的戦闘力アップの結果。優れた意思決定は優れた行動に直結し、優れた行動は優れた結果をもたらす。
・抽象化のポイント(①~③を参考に場数を踏む)
①得られた知識は何か
②その知識の何が面白いのか
③その知識を他の分野に当てはめるとしたら、どのような示唆や洞察があるのか
・アイデアの質はアイデアの量に依存する。
・アンダーラインを引く箇所
①後で参照することになりそうな興味深い「事実」
②興味深い事実から得られる「洞察」や「示唆」
③洞察や示唆から得られる「行動」の指針
・アンダーラインの箇所の上限(例:9箇所)を決める。
・読了後の整理ポイント
①面白かった「事実」(転記)
②ビジネスや実生活に対する「示唆」
③具体的な「行動」の仮説

・革命的な業績の多くが「独学者」によって成し遂げられている。独学者人生を歩んでいくことをお勧めする。

■今後に生かすこと

今の私は誰からもアウトプットを求められていないため、この状況を生かし、読書などで大量のインプットをし、自力を蓄えていくという方向性を定めることができました。
また、独学者が陥る落とし穴として、自分で「思考しない」という部分については、心当たりがあります。
思考するとはどういうことなのか、上っ面の言葉で認識しているだけで、まだ腹落ちしていないように感じています。
①事実②示唆③具体的な行動、この3つの言葉を日々確認し、本を読みながら自然とできるようになりたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集