モヤモヤ。。。
起業する!と、っていっても、社内での起業だから、厳密にはすごく恵まれた起業、温い起業だということは理解している。
なので、本当にいろんなものを置いて起業している人は尊敬しまくりです!
話は変わるけど、私の様にビジネスがあまり分からなくて、アイデアと研究力だけでもサービスをつくって成功することはできるのだろうか?
みんな手探りで、仮説&検証、トライ&エラーを繰り返して最適解を出していってるのだろうか?
企業にいると実際の売りの検証がなかなかできないので、絵に描いた餅検証が続く、、、これがすごく疲弊する、、、ナウ。
さて、そこに至るまで。
私たちのスタートは、その時はやってたリーンスタートアップや、デザインシンキングなどのhow to本を読んだり、コンサルさんに入ってもらって実際に試すことからだった。
実は、結構これが衝撃で、、、デザインシンキングとか、グラフィックレコーディングとか、初めて聞くことが沢山多くて、そういうことを大学で研究してた学生や新人と出会って、そんな選択肢があるなんて!!!とびっくりした。
特にグラフィックレコーディングとか、実は漫画アニメオタクだった私、漫画家を目指してたが高校であきらめた私、知ってたら科学なんか行かず、その路線もありだったなー、と思ったほど、なんか謎に、キラキラして見えた。
うまく言えないけど、ほんと、フラスコばっかり振ってきた私には未知だった!!(笑)
あと、横文字。
そして、それをみんな当然の様に使いだし、こいつら意味わかって使ってんの?と思ったが、それまた、なんだろう、大学デビューした人たちみたいな感覚で、異質で、衝撃だった!
あ、横文字ってのは、POCとか、アントレプレナー、とか、PSFとかPMFとか、、、、とにかくみんな、当然知ってるっしょ!?的な感じで横文字を使いだしたのがウケたw
これくらいのビジネス用語、勉強してキャッチアップなさい!ってことなんだろうけど、なんか迎合したくなくって、その当時は絶対使うもんかと頑なに日本語で解釈して、反抗してた(意味不明行動)
モノよりコト体験、シーズオリエンティドではなく顧客価値一番、、、研究所内でもそういう流れが主流になってきて、もともとやってきた基礎研究での知見をサービス開発に当てこもうと思ってたので、コンフリクトが起きてきた(私も横文字多いね)
最近のモヤモヤは、顧客課題の解決に自分の技術の強みがドンピシャ当たれば最高なんだけど、たいてい課題から行くと、よその技術の方がええやん、ってことが多くて(もしくは、よく提案が通るのがマッチング)
逆に私たちみたいに技術の方を持っている人たちが顧客ニーズをきちんととらえて上手くビジネスに繋げるのは難しいのか、下手なだけなのか・・・
研究にとって技術は自分の子供のようなものだけど、それが解決したい課題の最適解になるとは限らないのが難しいなーと思う今日このごろ
もしかしたらビジネスがとてもうまい人がいれば、また違うのかもしれないけど