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身の丈に合わないカフェに行って in Tasmania

みなさんこんにちはSakumaruです。
お馴染みのカフェ巡り記事の更新です。

「本当に良くて感動して、もう一回行きたい!と思ったカフェとかレストランを記事にしとこう」と、タスマニアに移動後始めたこのNote。

ところが、タスマニアに来てから、ハズレのカフェに出会うことがほとんどない。レストランはまぁまぁある。むしろ記事にするほどのとこはほとんどないかも。
カフェに関して言えば、「ここは書かなくていいや」ってなったのは、多分一個か二個。
タスマニアには本当に予想を超えるカフェが多い!もしくは僕の感動の沸点がかなり下がった。

なんにせよ、自信を持って「良かった!」といえるカフェを今回もお届けです。

「The Old Bank of Geeveston」

Hobartから南へ1時間半弱車で下ったところにあるGeevestonという小さな、本当に小さな町にあるカフェ。
小さいながら昔林業で栄えた歴史や、カモノハシ保護(今も川で野生のカモノハシを見れる:別記事にまとめてます)など、魅力が詰まった町。

カフェは全部で3、4件ほどしかなさそうだったけど、そのうちの一件、足が向いたこちらのお店にお邪魔しました。

入り口には「オープン」ってあるけど、カーテンがかかっていて中が見えない。
外看板には「予約はこちら」の文字。
もしや高級レストラン?でも看板にはカフェ&ケーキって書いてあるし。。

入り口で5秒ほど考えたあと、考えるのをやめて入店。

気さくな年配の店員さんが出迎えてくれました。

「予約してないんですが」

「コーヒーにする?それとも食事も食べる?」

「コーヒーと何かデザートで」

「OK。じゃあ好きなところ座っていいよ。」

そんな会話の中、視界の端に映る店内の景色が美しいのなんの。

昼前の時間帯だからか、お客さんは僕と彼女の二人だけ。ただただBGMの音だけが店内に響く。

とりあえずそれぞれコーヒーとデザートを1つずつオーダーし、通常の10分の1ほどのスピードで進む時間を焦ったく感じながら待つ。

そんな中、店頭のショーケースに置いてあったデザートがかなりグレードアップして登場。

それがこちら。

なんて表現すればいいかわからないが、「今まで食べたことがない味。」が一番しっくり来そう。

もちろん美味しい。甘すぎない。
今までにない味、食感、組み合わせ。
空間も相まって、贅沢すぎることをしていると、満足感と共になぜか徐々に後ろめたくなってくる。
いや、やっぱり大満足。そしてまだここに来るには未熟者でした。

数十年後にまた来たらきっと身の丈に合っているはず。

なんせ、コーヒー二つとデザート二つで45ドル(4500円)もしたんだから。(メニューは置いてない)


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