避難訓練&非常食の提供訓練
ケイジンケアホーム中込で行われた避難訓練が実施され、その中で実施された非常食の調理と提供についてご紹介します。
非常時訓練という事で、カセットコンロでの煮炊きやアルファ米、粉末スープに缶詰めなどを使って調理するのですが、介護施設での食事提供は、お粥にしたり普段なら機械にかけるミキサーもすり鉢等でゴリゴリと作ったりと、利用者さんに合わせた食事形態に整えるのが非常時では大変な作業となりそうです。
その一方で、写真の非常時提供食ですが、これはこれで、お世辞ぬきで美味しくて嬉しい。(いわし缶、アルファ米、コーンスープ等)
私の中では硬いブロック状の固形物やぬるい水などが非常食のイメージでしたが、これなら嬉しいですね。
時々こうして作ってみたり食べてみたりして、日常でもたまに使用すると、いざという時にさっと出せたり、賞味期限のローテーションになったりと色々いい面があります。施設に限らず、ご家庭の非常食や持ち出し品も、こんな風にしていくと安心ですね。
非常時に使える「火」も大事ですね、非常食でもちゃんと調理すれば普通に美味しく食べれる食事になりますね。
長期常温保存できていつもで使えて、簡単に調理して、美味しく食べれる。見ていて思ったのですが、これはいわゆる「キャンプ飯」としても参考になります。
今回の訓練に参加することで、職員には「非常時のご飯の作り方」と「キャンプご飯メニュー」の1レシピが頭に残り、大事な経験だと思います。