【視聴済でも新鮮】劇場版 進撃の巨人感想&パンフレットで腑に落ちたこと
視聴済でも絶対見た方がいい映画でした。予想以上
「細部に神・塵も積もれば系」の変化+劇場環境で
通した時の満足度がテレビの比ではないくらい高い
映画+パンフレットをみて感じたこと気づいたこと
「なるほどそういうことか」と腑に落ちたことetc……
記録も兼ねた感想記事※ネタバレ注意!
【全体的な感想※内容ネタバレナシ!】
まずは、宣伝的な意味も込めたネタバレナシ感想を
劇場版は完全に映画向きです!!!
完結編の前後編をくっつけた映画で総集編では無いので、最後まで見てない人でも(Final season Part 2
まで見たら)行っていいです。続きとして見れる。
むしろ、完結編初見で映画がベスト?と思うくらい
これから完結編見ようとしてる人は劇場へ進撃せよ
オレはテレビで見ただぁ?
進撃が好きなら既に見た人でも行くべし!
本編に大きな変化があるのかって話ですが…ない!
本編の絵的な大変化がないのに、めちゃくちゃいい
主に変わったところをざっくりあげると
クリアな大迫力音響(5.1ch)で響き/振動増
劇伴の流れ方の変更
画面動(特に地ならしの時)が増えた
画面効果/効果音の追加削除で臨場感倍増
カットの細かなブラッシュアップ→(カット長さタイミング変更/作画修正)
そして、お楽しみ!(エンドロール後の)
【新規制作 ポストクレジット映像(公式ネタバレ済)】
進撃のスクールカースト最終回アニメ化
です。
本編に関しては
「細かな部分の修正/再考って侮れないなぁ」と
思いました。
やっぱり、高カロリーのTVシリーズって、どうしてもスケジュールカツカツになりがちだろうし、特に進撃は元スケジュールからタイトで超高カロリー
(season1からずっとそうなんですよね…w)
だからこそ、円盤修正でも直されてきた訳ですが……
・時間の関係で直せなかった演出に関わるところ
・テクニカル系のミス
↑以外(ここ直したいかも?)は、円盤修正ではしないというのを、そういうものだと聞いた事があります
時間に追われず、後からピックアップして
クオリティアップの修正ができる機会って
アニメ制作の場合は特には貴重かもと思いました。
どれだけ全力を尽くしても、創作物を作った側は、後から見ると直したいところが出てくるもの(マジで)
そういう細かいところに、修正が入って違和感がなくなったり、より良くなったりしたら、そりゃあ……
例えひとつひとつが小さくても、通しで見た時の
ちりつもで、既にTV超え
それに加えての映画体験ですよ……臨場感すっげぇ
またまた、ダメ押しの『スクールカースト』
まーじで良かった
(劇場版の円盤は出るかわからん)し
あの環境だからこその体験は、円盤じゃ厳しい
こうして考えてみると
マイナスが減ってプラスがこれだけ増えるんだから
『パッと見、同じように見えても満足度は高い』
のは、当然だよなぁと思いました。
既に見たと言わず、絶対行った方がいいです
【パンフレットは買うべき!】
本編以外でネタバレなしで言いたいことは
進撃オタならパンフレットは買うべき
(予想以上に良かった )です
個人的に特に良かったのは
場面写を見ながらMAPPAスタッフがコメンタリー的に振り返る座談会
荒木監督(1〜3season)&林監督(Finalseason)の対談※どういうスタンスで作っていったのか等
スクールカーストの絵コンテ
です。これが思った数倍よかった
個人的に、言語化しずらかった感覚が腑に落ちたので、それはこの後ネタバレありで触れます
ぜひ、買って欲しい。
ここからネタバレ含みます!!
楽しみは損なわないと思うけど、絶対嫌な人は⚠️
【本編のブラッシュアップ気づいたところ】
一回見ただけなので、うろ覚え🙏
冒頭地ならしの画面動が激しくなっている
地ならしでひとつ残った扉のきしみ音追加?
「いつの間に!?」のミカサ表情変更?
自由だラップの時の子供エレンアップ時間増?
劇伴の使われ方変更「Spliner Wolf」その他背骨戦闘シーンでの一連の曲たち
ミカサ3連続雷槍ぶっぱする時のカット変更?
ミカサ/アニのオカピやり取りの顔の修正?
リヴァイの戦闘シーンの効果が追加?
アルミン道での号泣地面だたき効果音カット
ジーク発見時の砂あそび長くなってる?
生物の起源回想カット、より細かくなってる?
その他グロさ倍増?(血の表現)
エルヴィン回想顔アップ度減/影と口変更?
「The DOGS」の流れ方が変わる(歌詞が入ってくる位置が後ろになった)
自分が気づいたのはこんな感じです
全体的にカット時間セリフとセリフの間短くなってる?と感じるところがあったけどどうなんだろう?
そのほか気づいた人教えてくれ〜
【アニメ前半まで、原作より対象年齢が低くなってるように感じた理由(パンフネタバレ)】
これが今回での1番の気づきだったかもしれない
自分以外に感じてたか分からないし、上手く言語化出来なかったんですけど、パンフレット読んで「だからかぁ〜」と思いました。
アニメ前半(wit時代)特に、アニメ season1は
原作と比べた時に明るく、言葉を選ばないなら
対象年齢が下がってるように思ったんですよね
演出、色彩が関係してるんだろうなという所までは感じていて……だとしても
(アクション増し増しにしたとしても)そのほかを
原作通りにしたらあの雰囲気にはならないはずだと
なんでだろうと思っていました。
そうしたら、なんと!!
パンフレットの監督対談に答えがあったんですよ
どのような思いで作っていっていたのかという質問に対して、荒木監督がseason1〜3は
と仰っていたんですよね。
えぇ!確かに普遍性はあるけど、青春アニメ!?
とびっくりしました。と、同時に自分が感じてた原作との絶妙な相違はここから来たのか……と納得した
得意な演出で、そういう風な方向性で進んできて
マーレ編をやるとなると、ギアチェンが難しそうだなとも思うし、(バトンタッチの理由は知らないけど)荒木監督本人も「自分がやるより良かったのでは」と話していた。
手放した時に誰がやるのか未定状態だったそうで、後半を硬派な作風の林監督が引き受けたことは、
奇跡だなぁとも思いました。
引き受け当時はwitに寄せようとしたけど
作っていく中で変更したそうですし……
総じて本当に色々と恵まれている進撃の巨人さん
【新規映像 スクールカースト感想!!】
いやぁ〜これ、本っ当に良かった……
パンフレット終わりに監督も書いていたけど
自分も『浮くんじゃないか……?』と思ってた派で。
でもそんなこと無かった
映画館で見たからっていうのもあるのかもしれないけど、なんかすっごいしんみりしました。
オマケ映像どころじゃなく、
めっちゃ動くし補完があるし、ネタがあるし……
正真正銘
『進撃の巨人スクールカースト最終回』のアニメ化
でした。
スクカー知らねぇ!って人も楽しめるよ!!
【ありがとう劇場版】
自分はこの劇場版にすごく感謝していて。
進撃の巨人の作品は死ぬほど大好きだけれども、
進撃を取り囲むコミュニティが苦手なオタクで。
作品が終わってからは、関わるものがないので自然と進撃からも離れていました。
でも今回劇場版を見て、やっぱり進撃の巨人は人生
だなと再確認出来た。再燃できた。
本当にありがとうございます。
相変わらず、進撃界隈のノリ・認識は苦手だけど
『お前らと映画見れて楽しかったよ………』
これは自分が書いた考察記事です
エレンが意図して
「ダイナをスルーさせた訳では無いのでは?」と
自分のせいのように語る理由を考察したもの
良ければ