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筆岩こぼれ話

御嶽神社


御嶽神社石段
本殿と神楽殿


筆岩集落を通り抜けると、道はアスファルト舗装から砂利道の林道に代わる。およそ50mほど進むと、道の左側に神社が見える。御嶽神社だ。江戸時代の建物だという本殿の左手前に神楽殿がある。その昔、多くの参拝者で賑わっていたという。


中央区にある石塔

参拝者は中央区にある石塔の脇を通り抜け、山道を登る。穴原区を通り抜け、林道を進むと御嶽神社がある。山梨や群馬から来た多くの参拝者と露店が出て、それは賑やかだったという。参拝者たちは石段を上がり、石畳を進み、本殿で参拝して、帰ってゆく。
筆岩集落の住民が年2回、草刈りをするので、雑草が生え放題になることはない。しかし、あたりに誰もいない神社に一人きりでいると、小さな物音でも聞こえると、ドキッとする。そんな雰囲気を漂わせる今の姿からは、往年の参拝客の賑わいを想像することは難しい。

-夏草や兵どもが夢の跡(芭蕉)- という俳句が浮かぶ。



ライダーが見つけた八ヶ岳連峰絶景スポット

八ヶ岳連峰絶景スポット

最近は、週末になると、ライダーたちが上ってくる。お目当ては、林道から見える絶景の八ヶ岳連峰である。誰かがたまたま訪れて見た八ヶ岳連峰の素晴らしいに姿に感動して、SNSにアップしたのだろうと想像する。
 

藤の木細工


藤の木細工


篠原さんが今年の2月から始めた趣味の作品である。乾燥した藤の木を山から切って、作る。藤の木の自然の色具合を利用して、根を詰めれば2日で完成できる。完全に乾燥している木を使うので、ひび割れはしない。自然の形を利用し、組み合わせる作業は楽しいという。今まで、10個作った。

文責 西村


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