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日経DUALを読んでいた当時を思い出し感じる不平等への怒り

こんばんは
自分を全部使いたい、そんな思いを軸に発信をしているsakikoです

今日は、Gmail削除したらこんなの見つけたよ、のシリーズです
(思ったよりも気づきが多くてシリーズ化してみました笑)

第一弾はこちら

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日経DUALでの学び

今回は第一子の産後、復帰した年までのメールを整理しました
出産が2014年、復帰が2016年
2015年あたりから、メールのタイトルに気になるワードたち
それらはすべて日経DUALからのメールでした

日経DUALは2013年に立ち上げられた情報サイト
2013年時点で共働き世帯が59%となっている社会状況を受けて立ち上がった
対象は共働き子育て世帯
そして、今は日経xwoman(クロスウーマン)という情報サイトに統合されているとのこと
(ちなみにxの意味は全ての年代、様々なライフステージの働く女性に向けて、ということのようです)

日経DUALと日経xwomanをググってみた

日経DUAL、立ち上がった時期も対象も、もうど真ん中でした・・・
そりゃ響くわけです

「保活」「家事分担」「育休(この時代は奥さん側の話が9割だったと思う)」「子育てしながらの妊活」「習い事」などなど
もう、興味のある話しかなかった
中田のあっちゃんとか、小島慶子さんとか、芸能人のリアルな共働きの様子もとても引きつけられたのを思い出す

産後のキャリア形成

その中でも取り分け、一番引きつけられたテーマは
「産後のキャリア形成について」でした
マミートラックという言葉もよく聞かれました

マミートラックとは、仕事と子育ての両立は可能なものの、昇進や昇格とはかけ離れたキャリアコースに乗ってしまうことを言います。
マミーとは母、トラックは陸上競技で使う周回コースのことを指しており、一度トラック内に入ってしまうと、永遠に走らされて抜け出せないとも言われています。
働く女性が増加してきていた1988年、NPOカタリストの初代代表フェリス・シュワルツは、「キャリア+家族」重視のワーキング・マザーには、育児休業やワーキングシェアリングなどの制度が必要と提唱しました。
それを受けて、「子育てと仕事の両立を可能にするため、業務量や時間に配慮した女性の働き方」というポジティブな意味で、ジャーナリストが「マミートラック」と名付けたのが語源です。
しかし近年では、「マミートラック=女性のキャリアアップの道が閉ざされる」というネガティブな意味で使われています。

起業LOGより

そっか、最初はポジティブな意味でできた言葉だったのですね
ネガティブな使われ方しか知らなかった

「起業」というワードと出会った

そして、日経DUALのメールが増えたなーと思いながら進んでいくと
今度は「起業」というワードがついたメールが増えてきました
起業セミナーや起業塾など

リアルに仕事と育児の両立をしてみて、自分のキャリアが分からなくなって
そんな中で日経DUALを読んで、起業という選択肢を知って
あ、これかも!!!と強烈に引かれたのでした
(そして実際に2016年に起業塾を受講した)

***

起業に惹かれた私の根っこの思いは何だ

メールを見ると、その当時の様子を思い出せる
日経DUALは通勤中に見ていることが多く、主に「男女不平等ではない」状況にイライラしながら見ていたホームの場面を思い出す
「どうして女性ばかり時短なんだ」
「どうして女性だけ育休とるんだ」
「どうして、どうして、どうして・・・」

その思いが積もり積もって
「時間や場所に関係なく、思いっきり仕事をして成果をだしたい!!!」
という思いに繋がっていったと思う

時間や場所に縛られずに働きたい
きっと、この思いの根っこは 不平等であることへの怒り だったのではないかなと思う

社会の課題に対する自分事感

夫は最初から協力的だった、でも土日仕事で平日だって21時以降の帰宅
職場の男性たちは優しく、共働きの家庭もそれなりに増えてきていたし、協力している様子はあった
しかし、どの家庭も女性の働く時間が短く、家事育児に充てている時間長かった
その状況に対して、共働きに関する話題になると夫へも男性陣へも強い口調になっていたと思う(面倒だっただろうな・・・笑)

しかし、この時の怒りがベースに
新聞でも共働きの関する話題には食い入るように読んだり、テレビでもそういったニュースは立ち止まって見ていたと思う
そして、「どうしたらいいのだろう」と頭の片隅で常に考えていたような気がする
社会の課題が自分事になっていたのだ

***

こんな思いが私の心の奥底にはあるからこそ
産後のキャリア形成がうまくいかない人の思いが載っている記事をnoteやブログなどで見ると、いてもたってもいられない気持ちになる
共感はもちろんだけど、何とかサポートしたいという気持ち

あぁ、そうだ、私はそういうことに興味があるのだった
気づいていたけれど、なんというか改めて言語化してみて、武者震いのようなそんなフルフル感がある
書いてしまった

そして今日は新月だ
なんというタイミング

メールを整理していただけなのに・・・
こんな思いに気づくなんて・・・なんて日だっ!

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