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チーズxティーペアリング 白カビチーズx深蒸し茶(武井製茶)

こんにちは、フランスチーズ鑑評騎士の佐久間です。
チーズと日本茶のペアリングシリーズ。
今回は成城石井さんで購入できる白カビチーズ達と千葉県袖ヶ浦市の武井製茶工場さんの深蒸し茶をペアリングしていきます。

チーズ

チーズの詳細については解説のリンクからご覧ください。

<ミニブリー>
爽やかなミルクの香りと仄かな酸味、甘さが特徴。

<ルフォンミルレ>
香り穏やかでミルキー、クセが無く食べやすい白カビチーズ

<カプリスデデュー>
クリーミーで濃厚なコクが特徴。

お茶

深蒸し茶 (武井製茶工場)
まろやかで、甘味しっかりなほっこりする味わいのお茶

ペアリング結果

<ミニブリー>
チーズの爽やかな雰囲気がお茶の甘みをものすごく引き出し、口に入れた瞬間まろやかで甘い味わいが広がります。
お茶の緑の香りとチーズのすっきりしたミルクの香りが相まって、爽やかな余韻が残ります。

<ルフォンミルレ>
チーズの甘みとお茶の甘みの相乗効果で甘みをメインで感じられますが、チーズの旨味やミルクの香りが引き出されて、ミルキーな余韻が残ります。

ミニブリーとのペアリングと似たような雰囲気なのですが、ミルク感がより強調されて、チーズの僅かな風味の違いでペアリングの雰囲気も変わるのは面白いですね。

<カプリスデデュー>
チーズの脂肪のリッチさがお茶の香りをかき消してしまっている印象。
ダブルクリームのチーズとは苦味や渋みがはっきりしているお茶を合わせるのがいいかもしれません。

まとめ

ミルク感をしっかり感じられる、塩味や風味穏やかめの爽やかな白カビチーズには、まろやかな日本茶がよく合いますね。お互いの味わいを引き立て合うのですが、味わいのバランスがよく取れ、それぞれの風味を感じられる味わいになってくれます。

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チーズと各種ドリンクの組み合わせ。チーズのレビューやチーズ工房さんをめぐり情報提供をさせていただいています。 情報収集や研究をサポートいただけると大変嬉しいです。