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不健康が当たり前

誰だって病む

近年、精神病というものが世間的に認知されてきただけであって、昔も心が健康でない人は一定数いたと思われます。

そして、今では1度も病んだことがない人の方が少ないのでは?というくらいになりました。

しかし、いざ身近に心が健康でない人がいると「よくあること」なんて言葉では片付けられません。

ちょうど1年前、私のお付き合いしている人が精神病に罹りました。

あのときは、何をしてても彼の心配ばかりしていて、そのうち彼のことを考えるだけで涙が止まらなくなるくらい自分も追い詰められていました。

(もちろん1番辛かったのは彼自身だということはよく分かっています。)

1年経った今は元気になり以前のように楽しい毎日を送っています。

ところが、です。元気になったと思っていたのは私の浅はかな勘違いだったようです。

私が心配しすぎてしまうため内緒にしていたようですが、今でも心が優れないときがあるようです。

私はこのことを聞いたとき、正直ショックでした。

彼には元気でいて欲しいと思っているし、また1年前のような辛い時期を乗り越えられる自信が私には無かったからです。

「もう今は元気だよね」

と私のエゴを押し付けてしまったことは本当に反省しています。

元気であって欲しいとは心から思っているのですが、良く考えれば誰だって心が優れないときはあります。

そして、私と彼の立場を入れ替えて考えてみたとき、「健康でない彼」でも彼と認めることができました。


自分だって健康じゃない

つらつらと書きましたが、私だって健康では無いのです。

自分だって健康でないのに!と思えた瞬間、不健康な彼でも受け入れることができました。

例えば、私は摂食障害を持っています。今はそこまで酷くは無いものの、食べることや食欲が湧いたときの恐怖感はあります。

他にも、私は生理痛が重く救急車で運ばれるくらい体調を悪くすることもあります。

自分の生きている意味が分からなくなって、この世から去りたくなる瞬間だって多々あります。

もし彼がこれらの症状を抱えていたとしたら?

きっと私は心配で仕方なくなり、治ってほしいと願うでしょう。

私も彼も何らかの持病を抱えているように、誰しも不健康な面はあるのです。

そう思えたことがきっかけで、不安になりすぎるのも良くないしあえて「他人事」のように気にしすぎないようにしていける気がしました。


最後に

最近生きていてもやーっとすることがあります。

それは「自分の存在意義」についてです。

何があった訳でもないですが、ふと私という人間がいなくなったところで世の中に何の変化も無いんだよなと思ってしまいました。

こんな思考をしてしまうときは、危険信号です。

なんだかメンタルが崩壊する前兆を感じ取ってしまいました。

考えると負のループに陥る気がするので、面白そうな動画でも見て、蒸気でホットアイマスクを付けて寝ようと思います。



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