【謎】農家になったきっかけ!!!前編
2021.06.04(金)
ご覧の皆さんこんばんは。
saku【柑橘農家】です。
今回は「【謎謎】農家になったきっかけ!!!」と題しまして、私が農家になったきっかけ・志した訳をお話できたらと思います。
昨日の記事でも書いたように私は愛媛県松山市の柑橘農家に長男として生まれました。
愛媛県といえば全国でも有名な柑橘類の産地です。温州みかん、伊予柑、愛果28号(紅まどんな)など、様々な品種が育てられており、柑橘全体でいうと愛媛県は全国1の生産量を誇っています。特に伊予柑は全国でも愛媛県が90%を生産している県の代表的な特産物です。
県庁所在地である松山市は「宮内伊予柑」の発祥地でもあり、全国で流通されている伊予柑の80%が宮内伊予柑と言われています。
私は幼いころから伊予柑畑に囲まれて生きてきたと言っても過言ではないと思います。冬時期になると家の周りは綺麗なオレンジ色でいっぱいになり、たくさんのお手伝いの方達と一緒に収穫や出荷の手伝いをしてきました。
その中で多くの人にこんなことを言われます。
「お前はここの跡継ぎなんやけんしっかりせないかんで」
「お前が守っていくしかない」
「お願いやけん跡をついで家族を喜ばしよ」
「お前がやらな誰がやるんや」
正直プレッシャーというかその言葉がとても嫌になっていました。自分は生まれた時からやらないかんって決まってるんだなー、好きなことしちゃいかんのやなーと勝手に思い込んでいた部分があったなと今になって思います。そういうこともあり、中学の頃は農業を嫌いになっていた時期もありました。なんでこんな泥臭いことせないかんのや、何がおもろいんやろと口には出さずとも心の中で思っていました。
高校時代はさすがに成長したのか農業嫌いという気持ちはありませんでした。高校では農家の周りの仕事(JAなど)についても学び、農家じゃなくても農業に携われる仕事がしたいなという気持ちはありました。
完全に農家になろうとおもったきっかけは大学時代でした。大学は東京にある東京農業大学に進学しました。農大に進学した理由は東京に上京したいという気持ちがとても強かったからです。実家を出たかったというはもちろんですが、テレビっ子の私はテレビの中でしか見れない大都会東京に異常なまでの憧れを持っていました。田舎の人って大体そうですよね、、、たぶん。
ちょっと疲れたのでに続きは明日投稿します。読者増えるといいな!
後半へ続く!メタァ!!!!!