何かを好きでいる人は美しい🌸｜好きなことをして生きていこう

先日、友人に告白されました。


「恋愛として、好きってこと？」

『うん。付き合いたい』


私は恋愛感情というものがよくわからないので、真面目に聞き返してしまいました。


「付き合うって何？」

「付き合ったら、何が変わるの？」

「その恋愛感情って、他の友達に対する気持ちと、何がどう違うの？」

「私のすべてを知ることはできないと思うけど、私のどんなところを好きになったの？」


自分って、ほんとうに面倒くさい人間だと思います。


相手からしたら、YESかNOかはっきりしてくれ〜！って感じかもしれません。


でも、そういう私を好きになっちゃったんだから仕方ないよね〜なんて話をしていました。


しかも彼はアメリカ国籍の方なので、「付き合う」の認識が、文化的に異なる可能性がありました。


そもそも告白する文化が彼の母国ではありませんし、ゆえに恋愛の進め方も日本と異なります。


あとで聞いてみると、告白なんてしたことないしとても勇気がいることだったと、言っていました。


一週間前から緊張で、夜も眠れなかったようです。告白のあとは伝えられてスッキリしたそうですが。


恋愛感情とは、と深堀りしている途中、彼が私の手を繋ぎました。

『こうしてもなにも感じない？』と聞かれて


「うん、なにも感じない」と答えて


ちょっと残念そうな彼。
そのあともずっと愛おしそうに私の手を握っていました。


わたしは、すごいなあって思いました。


何かを好きでいる人の姿って、とても美しいんですよね。

「好き」に理由なんてないのかな、とちょっとだけ思えました。


それでもわたしは、あれこれと考えてしまうのですが。


寂しいからとか
繋がりを感じたいからとか
不安だからとか


そういう感情でしか、わたしは手を繋いだことがありませんでした。


でも彼は違いました。


好きで好きで仕方なくて言葉で表せないから手を繋いでしまう。


純粋な感じがして、人間らしくって。


わたしにも、これが好き！っていうものがあったらいいな、そしてその＂好き＂に集中できたらいいなって、思いました。


それは人間じゃなくてもいい。


趣味かもしれないし、
お仕事かもしれない。


ジブリ映画「風立ちぬ」の主人公・堀越二郎は、飛行機が好きで、その道の天才と呼ばれていました。

でも、当の本人は好きだからやっているだけなんですね。


まわりを気にせず、自分のやりたいことに一瞬一瞬をかける姿。


かっこいい。


好きが溢れる自分でいられるって、素敵だと思いませんか。


それをお仕事でもさせていただけたら、もう最高ですよね。


自分の好きなことってなんだろう〜って考えたらワクワクしてきました！


読んでくださったあなたの、好きなもの・好きなこと・好きな人を思い浮かべるきっかけになれたら嬉しいです。




さくら