【207日目】ファンデーションコースってなに

マレーシア留学207日目。

日記の中でよくファンデーションコースに言及ので、一度ここでまとめておきます。

マレーシアは旧イギリス植民地であり、英国式教育を採用しています。
そのため大学の学部課程は３年、その前に学部準備コースとしてファンデーションコースが１年存在します。

ファンデーションコースでは文字通り基礎的な学習を行います。
ファンデーションにも色々in Designやin Computingなどがあって、自分が在籍しているFoundation in Businessでは経済基礎や金融基礎、英語の授業などがあります。

日本人留学生の場合、ファンデーションを経由するかどうかは基本的に各個人に委ねられますが、大学や学部によっては必須のケースもあります。

また、A大学のファンデーションを卒業したからといって必ずしもA大学の学部に進学しなけらばならないというわけではなく、B大学やC大学の学部にも進学可能です。
さらに、自分はビジネス系学部に進学を考えているのでFoundation in Businessに在籍していますが、これもFoundation in Businessを卒業したからといってビジネス系学部に進学しないといけないわけではないです。
ただ大学や学部によっては附属のファンデーションを卒業しなければ入学できないこともあります。

これは自分の感覚ですが、日本人学生はファンデーションを経由する人が多数派だと思います。

その主な理由としては
１英語での勉強が不安
２ファンデーションの方が学部より入学要件が簡単
３進みたい学部にファンデーションが必須
です。特に２に関しては、大学に提出が必須であるIELTSという英語能力試験のスコア要件が学部よりファンデーションの方が低いので、まずは入学して英語力を伸ばしていくという判断をする人もいます。

逆に直接学部に進学するメリットは、１年分の学費・生活費・時間を使わずに済むことです。

また各大学それぞれ特色あるファンデーションコースを用意しています。
例えばサンウェイ大学のあるファンデーションプログラムではカナダの高卒資格が得られたり、INTI大学ではINTIのファンデーションからINTIの学部に進学するとファンデーション分の学費が返金されたりします。

ざっくりこんな感じですが、前述の通り大学や学部によって色々要件が違ったりするのでマレーシア留学を検討している人はホームページなどをよく見てみてください！