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生き残る会社の条件
2020年2月からスタートしたコロナ禍の中で経営している飲食店は、
ほんとうに厳しい状況が続いています。
例年ですと繁忙期の12月の売上も見通しが立たない状況です。
今まで飲食店はランチェスター戦略で、
選択と集中が重要と言われ、
差別化、区別化をメインに考えて経営していたところが多いかと思います。
ですが、
コロナ禍の今、過度な選択と集中は大変危険な状態ということを
身をもって味わっている状態ですね。
選択した商品や集中した客層に
需要がなくなったら、苦境に立たされる。
売上の柱を、
1つだけでなく、複数持っている企業だけが、
今後生き残る可能性が出てきています!
通称パルテノン戦略と言われるものです!
あなたはパルテノン戦略を知っていますか?
ランチェスター戦略と真逆の考え方ですので、
今後の経営方針を考える一つの思考なので、
是非覚えておいて下さい!
そして経営してる人だけでなく、
自分のブランディングにも必要な思考です!
パルテノン戦略の提唱者、ジェイエイブラハム氏とは?
ジェイエイブラハム氏は、
日本では「ハイパワーマーケティング」などの著書で知られているマーケティングのコンサルタントです。
多くのクライアントへのアドバイスによって、
これまで7000億円とも8000億円ともいわれる売り上げアップに貢献したと言われ、世界No.1のマーケティングコンサルタントともいわれています。
このハイパワーマーケティングの本はめちゃくちゃ有名なので、
是非一読してください!
もし本を読む時間がないという方、
YouTubeでも要約解説しているものもたくさんあるので、
是非学びましょう!
パルテノン戦略とは?
パルテノン戦略を一言でいうならば、
「集客ソースを複数作り、売上を成長させよう」ということになります。
パルテノン戦略の語源は、言うまでもなくパルテノン神殿です。
パルテノン神殿は、
複数の柱があることで建物全体を支えています。
もし柱が1本や2本だと崩れてしまいますね。
ビジネスもこれと同じで、ひとつの集客ソースに頼っていると、
そこがダメになると一気に売り上げが下がってしまいます。
というわけなので、集客ソースはなるべく多く用意し、売上を安定させることが大切なのです。
もちろん、集客ソースが増えれば安定するだけではなく、成長も可能です。
パルテノン戦略の例
パルテノン戦略の実践方法
では実際にパルテノン戦略を実践していく方法を考えていきましょう。
パルテノン戦略では複数の集客ソースを用意していくわけですが、
いきなりいろいろな集客ソースに手を出すのは賢くありません。
我々の会社ですと、
宴会(ランチェスター戦略)→牛肉(ランチェスター戦略)→
EC事業(パルテノン戦略)→牛肉(ランチェスター戦略)→
BBQ(ランチェスター戦略)&(パルテノン戦略)→
豚肉(パルテノン戦略)→ECチャネル増加(パルテノン戦略)→
ハレの日需要(ランチェスター戦略)
など、
ランチェスター戦略だけでなく、
パルテノン戦略を組み合わせ、
1つ柱を作る→その周辺でまた柱を作るの繰り返しです!
このスピード感がすごすぎるのが、
アマゾンやソフトバンクですよね!
個人の仕事でも企業もそうですが、
シングルタスクの思考スピードがマルチタスクをする最重要課題ですね。
「全てを得ることができる。
ただし、それは一度にではない」
という有名な言葉があります。
まずは一つに集中し、集客を安定させることが大切です。
その後、上がった利益や間時間で2本目の柱を作ります。
さらにそれを複製し、3本目、4本目と増やしていきましょう。
まだまだコロナ禍は続きます!
だからこそ今の柱を守りつつ、
次の柱を考えるように思考を整理していきましょう!
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