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自由律俳句〜令和4年 小満


まだ馴染まないペディキュアの初夏



午睡でマスクしてない頃の夢



帰宅する君思い浮かべ濃い目に麦茶煮出して冷やす



手帳が果たされない未来を過去にする今が在る



後悔するのがわかってる断捨離だった



有耶無耶の代償は見えない事実の冷たい感触



青空と曇天の境で光る雲



思い出は時々味わう残響と残像であれ



秒針と鼓動と頭痛がシンクロする



雨上がって虹を探す


銀色のオブジェを通り過ぎ歪んで消える

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