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短時間小説「夢の中で」
目を覚ますとそこは見知らぬ場所だった。
空気は澄んでいて冷たい、幽霊が今にも出てきそうな雰囲気がする。
「ここは、、、」
寝る前はエモいBGMを垂れ流しながら暖かいベットで眠りについたはず
そこからの記憶がない、、
そうか、これは
「夢だ」
そう思い、腰を上げて歩き始める。
ボロボロの壁や柱、澄んだ空気が出入りする割れた窓たち、
大きな壁にはスプレーで書かれた大きな絵
辺りを見て分かった
短時間小説 「あの夜」
小さな明かりが顔を照らす。
目が覚めた。
時間が気になり薄暗い中手を伸ばした、
目を擦りながらスマホを手に取り、、、いやスマホじゃない
「モバイルバッテリーだ」
寝ぼけているせいか感覚が鈍い
もう一度手を伸ばしスマホを掴んだ。
この手に伝わる感覚は「スマホだ、、」
時間を確認するためボタンを押す。
その瞬間青白いライトが襲う
【1:36】
まだこんな時間かと思い、体を横にして瞼を下した。