道端の雑草

先日の投稿で、教え子が，
「登校中に何かを見つけてしゃがみ込んでいた。」
と言うことを書きましたが、今朝，彼が何を見つけたのか気になって見てみました。

多分，これじゃないかなと思われるものは、コンクリートのところに穴が空いていて、そこから草が生えているのですが、その小さな草なのかなと思います。
よく見ると，可愛い形をしていました。ただ、名前はわからない草でした。
それを見つけて何だろう？と見ていたのかもしれません。

周りはコンクリートでそこだけ違っていたので，彼の目に留まったのかな。と思います。

私はそんな穴が空いているのも気がつかないし、何なら道端の草にも気がつきません。
花が咲いていたら結構見ている方かなと自分では思っているのですが、小さい草などは見ようとしません。ましてや通勤途中は、周りの景色など全然見てないことも多いです。

家を出てからすぐに坂があり、そこを登ると富士山が見えるのですが、最近，それすら見てなかったことに気がつきました。

前に比べて余裕がない訳ではないと思うのですが。

夏休みが終わって初めて、
あ，富士山だ。
とまるでしばらく富士山がどこかに消えていたかのような錯覚を覚えました。

毎朝疲れていたのでしょうか？
暑すぎたのでしょうか？
少し涼しくなったから気がついたのか、
よくわからないのですが。

今日は気がついて、そしてコンクリートの隙間に生えている草に気がついて、ちょっと，息が落ち着いたような気がしました。

そして，横断歩道で旗当番をしている、お父さんに会ったので、少し落ち着いた声で
「おはようございます。ありがとうございます。」
と声をかけると、お父さんも
穏やかな声で、
「おはようございます」
と返事を返してくれました。

たまたまだったのかな，とも思いますが。

いつもは、“元気に挨拶！”
と思っていましたが、こうやって落ち着いて丁寧にする挨拶もいいなあ。
と思いました。

秋の気配を感じた朝でした。