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いつか訪れたい世界の都市

前回の投稿では、ボクが偏愛しているCOTEN RADIOのことを書きました。

30〜40話程のシリーズを聴き続けていると、その時に取り上げられた主人公やテーマに関係する海外の国に実際に行ってその歴史を感じてみたい!とふつふつと思うようになりました。

また、日々のルーティンになっているVoicyでお気に入りのチャンネル、「エノキドノリコの世界一周ラジオ」。

ニュースキャスターをされていた榎戸教子さんが、5歳の娘さんと世界を旅する中で訪れた国々の様子を伝えてくれる放送です(先日、無事に帰国されたようです)。

COTEN RADIOを通じて、世界史にアンテナが立っていた時期に見つけた放送だったため、聴いていてワクワク感が半端じゃない↑ますます海外行きたい熱が高まっています!

ボクの海外渡航歴はと言うと、大学時代に行った韓国、そして妻と訪れたハワイとグアムぐらい。

その後は子育てに追われる毎日で、今の仕事は海外出張などないため、海外旅行は夢のまた夢。

でも、妄想することは自由!
ということで、今回は、子育てが落ち着いたらいつか訪れてみたい海外の都市に想いを馳せながら一人で勝手にワクワクしてみたいと思います笑。

まずは、ここ。

イスタンブール

トルコ・イスタンブール。ローマ帝国の東西分裂の後、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)の首都として栄え、オスマン帝国による占領後は、東西文明の十字路として歴代の君主が統治した都市です。写真はかつての君主が居住したトプカプ宮殿(現在は博物館)。ビザンツ帝国時代に鉄壁の防御を誇った城壁や独自の建築様式であるビザンツ建築・モスクで有名です。トルコは親日国でもあるのでぜひ行ってみたい!

次は、こちら。

エルサレム

紀元前約1,000年頃に建国された古代イスラエル王国の都、エルサレム。約1km四方の城壁で囲まれた旧市街には、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の聖地が同居しています。COTEN RADIOのオスカー・シンドラー編でも取り上げられており、彼のお墓はエルサレムのシオンの山にあるとのことで、三代宗教の聖地のみならず彼のお墓も訪れてみたいです。

最後はこちら。

アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所

ポーランドにあるアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所(現在は博物館)。第二次世界大戦中にドイツがユダヤ人の絶滅政策により最大級の犠牲者を出した強制収容所。

実際に訪れた榎戸さんいわく「見た目からは当時の狂気は感じないが、中に入ると、実際にそこで生きていた人が感じられる場所」とのこと。

跡地に建てられている博物館には、収容者の衣類や焼却される前に刈り取られた髪の毛など、ショッキングではありますが、そこで行われていた凄惨な出来事をありのままに伝えるものが展示されています。

日本人からすれば、ホロコーストの歴史は、世界史上類を見ない惨事であることは分かっているが、どこか「自分の国では起こらないこと」という認識があるのではないかと思います(ボクは実際そうでした)。

COTEN RADIOの民主主義の歴史編では、民主主義は、それを運用する国民に民主主義の精神が十分に浸透していなければ、いくら民主主義的な憲法やシステムを整備したとしても簡単に崩壊する例として当時のヴァイマール共和国が紹介されていました。

当時最も民主的な憲法と言われたヴァイマル憲法は、民主主義の精神に基づいた理念が掲げられましたが、制度上の欠点や運用する側の意識が追いついていなかったこともあり、民主主義とは程遠い人種差別を国家単位で行うことに繋がりました。そして、これは、民主主義をベースとした国に生きる今の日本においても同じこと(民主主義の失敗)は起こらないとは言えないのではないでしょうか。

最後だけ長くなってしまいましたが、歴史を学んでいく中で避けて通れないホロコーストという人類の過ちを他人事としないためにも、ぜひ行ってみたい場所です。

最後に

歴史を学んでいると、現在の世界の国々の政治、宗教、文化、思想などは過去の歴史の積み重ねによって成り立っているという認識が強くなりました。

この学びをさらに深めていくためにも現地に行ってその国の空気感やそこで生きる人々の営みを肌で感じてみたい!そんな妄想にふける週末なのでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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