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【FX】ノーポジ【株】8306+,5406&7203含み損縮小


前回

【概要】

 週末は予想通りというか、予想以上にと言うか(笑)、いろいろあった。
 まず日銀金融政策決定会合に関しては、すべて据え置き。
 その後の総裁会見ではなんだか事前の雰囲気が嘘のようなハト派に傾いていて「現在の円安は物価に大きな影響を与える状況とは考えていないのか?」という内容の質問に対してそれをはっきりと肯定するような返答があったことから一気に円安が加速、結果的に週明けには休日で流動性が低い中でドル円が160円を突破、その後5円近く円高に振れたことからとうとう財務省が介入に踏み切ったかと思われたが財務官はニヤニヤしながらノーコメントというなんとも言えない不穏な空気感に。

 あれが仮に介入だったとすると、タイミングが非常に気になる。
 東京市場が休場で薄商いの中ということは、為替が激しく動くことは想定できるし、世界的な株式市場が混乱する可能性も想定できるタイミングで敢えて、というのはちょっと不自然。
 それ以前にはイエレン財務長官が介入を牽制するような発言もあって、政府は介入し難くなったと思わていたこともあるので行われたと仮定すれば日本の単独介入だろうし、この急激な円安進行の中では中期的に見ても押し目にすらならないレベルで上昇トレンドは崩れない、そこに週末の補選で自民党の惨敗があったということで、この非合理な介入のタイミングというのが、政府の国民に対する刹那的なご機嫌取り、補選惨敗の印象を薄めるための操作、というようにも疑ってしまう。
 また、今週に入って元IMFの担当者は「日銀が利上げをすれば、重大な景気後退につながる」というような意味の発言も出して、日銀はますます利上げがしにくくなったりもしている。
 今週はFOMCも含めたアメリカの重要指標発表もあるので、かなりカオティックな相場になるのかもしれない。

 今日で4月が終了。損切もあったが、なによりメキシコペソ円で大きな利益が確定したので、総合的にはプラスで終了。現在、4ヶ月連続でプラス。

【FX】

 現状ではドル円156円台で落ち着いた状況。

【FXポジション】
ノーポジ

【株】

 日経平均は上昇して38000円台を回復。

 米半導体指数は上昇していたので今日は日本も上げてくるかと思って、手を付けやすいルネサスとソシオネクストを狙っていたが、寄りからかなり変動が大きく、前日比でプラスになったっりマイナスになったりを繰り返していたので今日は様子見。
 ただ両銘柄とも先週急上昇している関係で下に大きな窓が開いているため、窓埋めを狙って指値を置いた。状況次第では解除して仕切り直し。また、今日の終了間際で下げがあるようなら、その時点で取引するかもしれない。

 寄りの下げで8306三菱UFJを買い、すぐに売却して微益。
 手持ちの5406神戸製鋼と7203トヨタは前日比プラスで推移しているので、総じて含み損は減少。

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