【読書】 積読
また一冊増えた
現在「二十世紀電氣目録」「100万円で家を買い、週3日働く」「悪徳の栄え(電子書籍)」の3冊をその時の気分で気まぐれに並行読書しているわけだが、本日また一冊届いた。
「書こうとするな、ただ書け」である。
「20世紀電氣目録/結城弘」
これはだいぶ前に娘とアニメイトに出かけた際、大好きな京アニが編集するKAエスマ文庫のコーナーで見つけて買ってきたまま読まずにいたのだが、その前にちょっと小難しい経済関係の本を読んでいたためか小説を無性に読みたくなって読み始めた。
まだ半分も読めてないが、予想外にちょっとダークな雰囲気もあったりで、かなり楽しめている。
アニメ化の話はどうなったんだろうか?
「100万円で家を買い、週3日働く/三浦展」
こちらは、"Markover 50 〜人生後半戦を愉しむ"様のnoteを読ませてもらって興味が湧き、読んでいる真っ最中。
ホホホ、いろんな事をやっている方々がいる、ホホホ面白いと、非常に興味深い内容。
いろんなアイデアが頭に浮かぶ、それはおそらく多くの人がそうであると思うのだけど、この本に書かれている人たちはそこから行動に移すまでが早い。突き動かされるように動いている。逆に言うと自分がそういう風に動かないアイデアと言うのは、想いの強さが足りないということなんじゃないかと思う。「寝ても覚めてもそればっかり考えていてソワソワしてしまう」ような事なら大きなパワーで素早く動いて多少強引でもそれを実現させてしまうんじゃないだろうか、人間ていうのは。
だから、なんだかんだ理由をつけて先延ばしにすることができたり、やらない理由を探したりするような案件はきっとそれほど重要ではないし、覚悟もなく始めても中途半端で頓挫して大きな実害が発生する可能性もあるのでやめといた方が良いとも言えるし、逆に行動する以外の選択肢がない程の熱量で取り組めることが見つかるまではじっとしていてもいいんじゃないかなとも思う。
ザ・クロマニヨンズは「生きる」という歌にこういう歌詞がある。
”いつか どこか わからないけど
何かを好きになるかもしれない
その時まで 空っぽでもいいよ
少しだけ分けてくれ 3億年か4億年
見えるモノだけ
それさえあれば
たどり着けない 答えは無いぜ
ずっとここには 時間なんかなかった”
今すぐでなくて構わないので、大好きで大好きでそれをしなければいられないような事が見つけられたら、そこに全身全霊で取り組めばいいのだ。
「時間がないから」
「金がないから」
「成功する保証がないから」
これらはやらないために、自分を正当化するための言い訳である。
寿命が尽きて死んでしまうその瞬間まで時間はあるのじゃないか?
金がないなら四の五の言ってないで、どんなに汚くて辛くて見苦しい労働でも自ら飛び込んで金を作るそのことでさえ、それはやりたいことの実現と同義なのではないか?
成功するのが早いか、寿命が尽きるて死ぬのが早いかというだけで、行動し続けていればほとんどの事は成功するのではないか?だって、どうしてもしたい事なんだから、成功するまでやめなければ結果は成功の一択だ。寿命が尽きれば「はい、それまでよ」と笑えるように思う。それだけ好きな事なら自分の人生と交換でいいじゃないか。
この本にはこれを実践した人たちの情熱が静かに記録されている。
「悪徳の栄え/マルキ・ド・サド」(電子書籍)
まぁこれは相当昔に読んで内容はだいたいわかっているし、文庫を持っているはずなのだがどこにしまったかわからず、そう思うと無性に読みたくなって電子書籍版で読み返しているだけ。
今更内容が云々ではなくて、私の場合、この翻訳の文体みたいなものがちょっと面白いと思って読み返しているので、読書が捗らない(笑)
「書こうとするな、ただ書け/チャールズ・ブコウスキー」
先日ブコウスキーの記事を書いていて、書籍の検索をしていて気になった書簡集である。この本が発刊されていること自体知らなかったが、未発表作品集その他、知らぬ間にいろいろ出ていた(笑)
昨日届いたばかりでまだほとんど読んでいないが、前文でブコウスキーの書いた手紙の内容がほぼ無修正で纏めてあると書いてあるので楽しみ。分厚くて読み応えがありそう。値段が高額(-_-;)
本だけではなく
NETFLIXやAMAZONプライムなどのサブスクでもウォッチリストに大量の映画が登録されていて、毎日ちょっとずつ鑑賞している(笑)
文章を書き、本を読み、映画を観る。
私の人生に「退屈」は無縁。
幸せな事である。