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業務日記

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主たる収入源は三交替勤務の工場労働だ。 がしかし、私は作家であるという自負があるし、音楽だってやっている。まぁどちらもごく稀に微々たる収入にはなっている程度ではあるがそんなことは…
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2023年6月の記事一覧

【エッセイ】極貧試考#4 【SS】

前回【ショートショート】米粒ループ 極貧生活とは。  ある日そう考えた。  そして自宅にあ…

文志
1年前
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【現代詩】「output」#2

目の奥の脳の奥の視神経の先端がしんしんと音を立てて聳え立つような違和感それは船が舟がフネ…

文志
1年前
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【エッセイ】極貧試考#3 【SS】

【御注意】  筆者は創作活動においてプロットを建てたり下書きをしたりという事をしない謂わ…

文志
1年前
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【エッセイ】極貧試考 #2 脱線AI

前回想定されていた脱線 【御注意】というまえがきにある通り、脱線することは想定済みなのだ…

文志
1年前
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【エッセイ】極貧試考 #1

貧【詩】「極貧」 字面の酷さ 発音しようものなら舌先が麻痺する痙攣性発作の如き不快な響き …

文志
1年前
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【短編小説】読女没落

★「初仕事」>発表されてからかれこれ四半世紀に近い時間が経過し、作家もそれ以来新作を発…

文志
1年前
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【短編小説】便所の柱

【1】 豆腐の角に頭ぶつけてくたばっちまいな!  これはいい。  豆腐なんて柔らかくてあなた、そんなものになんぼ勢いよく頭をぶつけたところで、いや頭に限らず全身をぶつけたところで打撲にすらならないどころか場合によってはふわふわで気持ちがよろしいのかもしれないとすら思えてね。 「だからそんなあり得ないような死に様をさらして死んじまえっていってんだよ、このとんま!」  すっとぼけているとそんなふうに、ちょっとおかしげな空気を湛えつつもそれなりに的を射た罵倒のコトバ、あま

【エッセイ】電気製品

スマートテレビ 私はヤマダ電機の母体であるところのヤマダHDの株主であるが、ここのところの…

文志
1年前
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【エッセイ】梅雨期始まって

いきなりの大雨 昨年の大雨は9月だったか。  当家に関しては雨の被害というよりも断水。  …

文志
1年前
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