世界遺産②Rocamadour / ロカマドゥール旅行記
Bonjour!
秋のRocamadour(ロカマドゥール)旅を振り返ります。
ロカマドゥールは、フランス南西部ロット県にある人口わずか600人の村。
断崖絶壁に教会と家々が立ち並ぶ、
美しく神聖な場所です。
ノートルダム聖堂内にある、くるみの木で掘られた黒い聖母子像(マリア様)が有名で、
その作者である聖アマドゥールのお墓のある岩窟から名を取り「聖アマドゥールの岩窟」を意味するロカマドゥールという名がついたといわれています。
村は聳え立つ崖に沿って形作られています。
崖の上から、城塞、聖堂、住民の街に分かれていて、階段を登るたびに少しずつ変化する村の雰囲気を楽しむことができます。
ロカマドゥールは中世ヨーロッパの時代から
多くの人々が遠方から足を運ぶ巡礼地でした。
現在もサンティアゴ・デ・コンポステーラの立ち寄り所でもあります。
巡礼地なだけあって、所々に聖書のことばやイエスの絵が描かれた石碑があるなど、宗教的に神聖な場所であることを強く感じさせる場所でした。
また、聖ソヴール教会と聖アマドゥール地下礼拝堂は「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」を構成する建造物(群の一部)として世界遺産登録されています。
断崖に所狭しと立ち並ぶ店や家々。
その頂には厳かな聖堂。
ロカマドゥールの教会が立ち並ぶ聖域に足を踏み入れれば背中がスッと伸びるような、そんな感覚になります。
所々に巡礼の関所や美しい聖書の絵やモチーフも見られ、宗教的文化をかんじます。
私は崖の上にあるホテルに宿泊していたのですが、朝早く起きて朝日を見ながら歩く時間がとても幸せでした♡
そうそう。
ロカマドールといえば、チーズを思い浮かべる方も多いですよね。
薄い円形が特徴で塩分も少なく、ミルクの風味が残るクリーミィで優しい味わい。
街から車ですぐのFromagerieにはヤギ舎も。
フレッシュなチーズが作られていました。
フレッシュなゴートチーズは癖がなく、それでいて個性もあり、
舌のこえたフランス人も大好きな味。
パリから少し離れた場所ですが、一度は訪れたいロカマドゥール。
いつかフランスの巡礼地を自分の足で巡るのが夢です。
鈴木沙喜代
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