はじめに:進路&仕事探しの現状と対策(知らない人はすでに損している?)【シカ】
はじめまして、どうもシカです。
僕らは大手人材企業で働く30代前半の3人組です。
3人合わせて累計1万人以上の20代~50代の方々を就職、転職支援、約300社の企業の採用支援をしてきました。
一時期は、進学事業でも仕事をしました。
進学と仕事の二つの事業を通じて思うところがあり、それに共感してくれた仲間と一緒にnoteとTwitterで進路選択や仕事選択に役に立つ情報、知っておくべき情報を発信していくことにしました。
■思うところ(現状と課題)■
①人材事業で思ったこと
自分という人間を理解して、軸をもって意思決定できていない方が多くいること
キャリア面談や面接対策の中で、今の人生で自分の思い通りにいっていない方がよく口にされること。
Q:『なんでこの大学、学部にしたんですか?』
↓
A:『歴史が得意だったから先生に進められて』
『有名だから』
『とりあえず大学に入っておけばと』
Q:『なんでこの仕事に就いたんですか?』
↓
A:『その会社の事業がわかりやすかったから』
『大学3年生で普通に就活してそのまま』
『早く就活を終えたくて』
『知っているから』
その他の質問でも、
『調べ方がわからなかった』
『周りがそうしていた』
『んー、なんでそうしたんでしょうねー』
というような回答が多い傾向がありました。
誰一人自分がどういう人間で、何がやりたくて選択したという方はおらず、面談を通じて、
『今回、初めて自分のことを理解することができました』
という言葉をいただくことが多くありました。
自分を理解できていない、軸をもっていない方の場合は、担当している企業からも面接後に、
『話してみたけど何がやりたいのか、本当にうちのこの仕事があってるかわかんなかったんですよね』
『入社しても定着するイメージがわかなかったんですよね』
『言ってることが矛盾してたり、ブレていて、どんな人なのかわかりませんでした』
というお見送り理由の一つとしてよく言われる傾向にありました。
そらそうですよね、ご本人もわかっていないんですから、、、
逆に、思い通りにいっている方は、
『中学、高校時代、自分は●●に惹かれる傾向があって、▲▲学部がある大学を選び、■■の仕事、業務をできる会社を探して今の会社に就職しました。
今の会社で5年働き、××分野により専門性がある会社で仕事をしたいと思って、今回転職エージェントに登録しました。』
など、自分を理解し、軸を中心にどの方向に進みたいか、意思をもっておられる方がほとんどで、面接いただいた企業からも、
『やりたいことが明確でうちに合ってると思う!』
『一貫していて、どの部門、どの仕事が合うかイメージがわきました』
というような前向きなコメントをよくいただける傾向にありました。
若いうちから、自分を理解し、おおよそでいいので軸を持ち、その軸を中心にその時々で軌道修正をしながら人生を進めていくことが非常に重要と思いました。
②進学事業に触れて思ったこと
学生の相談相手、収集できる情報源が心もとない
学生の進路探しにおいて、相談相手は教師、予備校や塾講師、親、友人がほとんどです。
特に教師や予備校、塾講師の方々の大部分は社会人経験がありません。
勉強を教えるプロであっても進路、就職相談のプロではありません。
そして親には相談しにくいケースがあったり、親も多くの会社、大学を知っているわけではありません。
情報収集は、ネット、YouTube、SNS。それらの中から、発信者が何をやっている人なのか、信ぴょう性はどの程度あるのか、を理解して収集している学生は多くありません。※というより、気づきにくいようになっているふしもある、、、
進学系の企業が発信している内容も、将来の就活、転職を見据えたものになっていないケースが多くみられます。
※進学事業(大学の情報収集のプロ)なので当然といえば当然ですし、悪いとはいっておりません。かつ大学の詳細情報の収集は 進学事業のコンテンツを利用すべきです。
ただ、『大学選び→大学での過ごし方→就職活動→転職活動』はすべてつながっています。
将来を先読みしながら、相談や情報収集を行っていくことが非常に重要なのに、それを行うには前述のように心もとない状況だと思いました。
③進学事業、人材事業両方に思ったこと
提供する情報が利害関係によって偏りが出るケースがあること
ボランティアではなくビジネス(営利)として、事業(アプリ、サイト、書籍、サービス等)を行っているわけで、発信する情報から自社の事業収益へ導線を張ることは、仕方がない、むしろ当然と思いますが、場合によってはそういったケースが発生します。※もちろん自信をもっておすすめできるからこそです
ただ、そういった利害関係から離れたところ(第三者目線やユーザー目線)から『フラットに』、情報発信、相談に乗ることができれば、そういった偏りに影響されて自分にとってベストな選択をできなかった人を減らせる、と思いました。
以上が思ったところです。
初回で大事なことなので長々となりましたが、
何を隠そう、25才までは僕自身も思うようにいってなかった一人です。
ただ、早いうちに気づけたからこそ軌道修正できました。
※この話は追々、、、
若いうちから自分について整理し、見い出した自分の軸を中心に、軌道修正を繰り返し行うことができれば、自分の人生に満足する人たちが増えていくことは確実に言えること。
そういう想いで、note、Twitterで『フラットに』発信をしていきます。
自己分析や軸の見つけ方、進学した大学、学部や就いた仕事に後悔してきた方々の実例についても紹介していきます。
プライベートや本業を充実させることが大前提で、重要と考えてますので、一回やればその後の更新の方法などは時間もかからずにできます。
※月に一回、10~30分など
ぜひ見てくださる、相談してくださる皆さんの糧になれれば幸いです。