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<お店つくり>内装をつくる話
こんにちは
休息のアップデートを目指すタツローです
今日は「休息のお店作りプロジェクト」の第5回
これまでの話は下記マガジンより
お気に入りの物件が決まり、OPENに向けて本格的に準備を開始です!
そんな中で今日はお店の「内装」について、少し考えを整理できればと思います。
あらためて、つくりたいお店について考えます。
外観、内装を整理
まずは、物件引渡し時のお店の外観と内観を見てみましょう
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赤レンガ造りの小さな1棟建です。
こじんまりと佇んでいる様子がとても可愛い。
夜になって中から電気がこもれ出ると
また違ったより良い雰囲気になり素敵です。
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中に入ると目に入るのは、タイル床と木の柱と什器。
なんだか軽井沢の小さなペンションみたい
そして何よりのお気に入りは高い天井!
小さな面積のお店のわりに広く感じさせてくれます。
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すべてがコンパクトな室内。レイアウトを間違えると、窮屈になり素敵な空間が台無しになりそう。。
しっかり考えなければです!
それもなんだかワクワクします。
お店は何のためにあるのか
さて、何からお店の内装を考えていくか。
そこであらためて店名、コンセプトを整理してみます
・店名「SCHOLE(スコレー)」はschoolの語源。本来は余暇や自由を学ぶ(場)という意味だった。
・お店のコンセプトは「じぶん時間をつくる場所」
・その為に「手間をかけることのできる雑貨」を扱う
それらのコンセプトをお店に来てすぐに感じらるような場所でありたい。
自分の目指したい世界観を五感で感じられるような設計をしたい。
これが内装づくりの出発点です。
お店で何がしたいか
では、つくるお店で何がしたいのかも整理したいと思います。
合わせて何がしたくないのかも。
#これ大事
・往訪者とゆっくり丁寧に話す場所にしたい
=回転率重視でバタバタと忙しいお店にしたくない
・往訪者が何か新しい気づきを得られる場所でありたい
=モノだけを購入して終わりというお店にしたくない
・このお店から新しい可能性を広げていきたい
=お店づくりをゴールにしたくない
改めて字にしてみることで、
何がしたいのかスッキリしてきました。
(言語化を試みること、大切です)
これらのしたい!を叶える為の仕組みのある内装を目指したいところです。
(そもそもは、これらをしっかり整理した上で物件を探すのがいいのだろうなと思いました。笑)
混沌する内装コンセプト
ということで、上記の想いを空間として表現することを試みます。
しかし、これがなかなか難しい。。
それは上記に並んだ言葉や想いがどれも抽象的であるからだと思います。
・余暇、自由
・じぶん時間
・手間をかける
・気づき
・新しい可能性
抽象的な言葉を具体的な空間に落とし込むのはとても難しい作業です。
想いを空間に表現する建築家、空間デザイナーの方々はあらためて、高度なことをやってらっしゃるなと実感します。
どうすればいいか。
より具体的なイメージを掴むために、とにかく足を使って考えます。
色んな雑貨店、カフェ店、珈琲豆専門店を見て勉強しました。
「あの壁紙いいな」
「この什器良いな」
「この照明の使い方いいな」
「ジブリの世界観かわいい!」
「ハリポタの世界観クール!」
どれもが良く見えてきて、どれも採用したくなります。
しかし、そうなると良いところ寄せ集めの軸のない面白くない内装ができてしまう。。
軸がないと空間づくりはあれもこれものカオスになります。笑
自分の大事にしたいものを見極め、そこを尖らせる。
関連して前にどこかで聞いたことのある言葉を思い出しました。
「空間は足し算でつくるのではなく、引き算でつくる」
この言葉の意味が少しわかった気がします。
再整理、再出発
ということで立ち返って指針となる軸を決めたい。
それもできるだけシンプルに。
ということで再度整理をします。
私がこのお店の最も大切にしたいのは
往訪者(そして自分も)が対話を通して何か新しい気づきを得られる場所
それを通して、
各人のじぶん時間をつくります。
ということで
それが実現できる内装を考える!
ではこの軸を叶えるためにどんな要素が必要であるか。
二つに分解して、さらに掘り下げます。
①対話をしやすい空間とはなにか
・自分の想いを語れる落ち着きのある空間
・対話のキッカケが用意されている
(既にそれが実現されいる場所はないか)
②新しい気づきを得られる空間とはなにか
・今の自分にぴったりの問いが用意されている
・考えることのできる余白が残されている
・自分の可能性に気がつく自己分析作用がある
(既にそれが実現されいる場所はないか)
この二つを考え抜いた空間をつくりたい。
それが今の想いです。
まだまだ抽象的で
ちっとも進みません。笑
もう少し長くなりそうなので
続きは後編に分けたいと思います。
具体的な内装レイアウト案などはそちらで。
【お願い】
自分なりの「対話をしやすい空間」「新しい気づきを得られる空間」があるという方はコメント、連絡いただけますと嬉しいです。
ということ今日はこんなところで!
良い日曜日を!
それではまた~!
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シマサキタツローについて
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