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【自己紹介】自分らしく休める社会をつくる

こんにちは、シマサキタツローと申します。

現在は休息デザイナーとして講演をしたり、インタビューをしたり、地方に行ったり、イベントを考えたりしています。

この記事では改めて現在、私が研究している「休息」に関する活動、その背景についてをお伝えできればと思います。

一人でも多くの方に考えている想いが共有でき、関心を持っていただければ幸いです。

人生の問い

さっそくですが、私には人生をかけて向き合いたいひとつの問いがあります。

それは「人はどうすれば主体的に立ち止まることができるのか」というものです。

皆さんは、今まで「立ち止まる」ということに向き合った経験はありますか?
もしくは「立ち止まって考えたい」と思ったことはありますか?

「立ち止まる」と聞くと、なにか何かの大きな挫折を思い浮かべるかもしれません。

しかし、そうでなくては立ち止まるということは考えないのでしょうか。
私はもっと身近にあってよい、身近にあって欲しい選択肢だと思っています。

走るだけでなく、立ち止まることもできる。
そんな選択肢を持つことで、自分らしくいられる。
そんな風に考えて活動をしています。

活動の背景

少し私の話をさせてください。

名前はシマサキタツロウと言います。
1991年生まれで現在は31歳です。
大学卒業後、ディベロッパーとして開発の仕事をした後、現在はいくつかの仕事を掛け持ちしながら、自身の関心のある「休息」についての研究をしています。

話は少し前に遡りますが、私は29歳の時に体調を崩し、休職を経験しました。

それまでの私のキャリアは特段優れてはいないものの、それなりに頑張ってきた自負もあり、客観的に見れば、それなりに順調であったかのように思います。

可もなく不可もない人生、自分でも満足しているつもりでした。

どこに行きたいかはわからない。
でもできるだけ遠くに、そして早くいきたい。
時代の求める正解らしいキャリアを求める中で、何かを犠牲にしながら日々もがいていました。

気づかないように必死でしたが、今考えればその中で犠牲にしていたのは「自分の心」であったと思います。

社会合理性>自分の気持ち

常に将来の事を考えて、その準備の為に今を犠牲にする日々。
いつの間にか、それが当たり前の日々を過していました。

そんな中、何か決定的に大きな出来事があったわけではありません。
気づかないうちに小さな犠牲が積み重なっていたのだと思います。
だんだんと仕事が手につかなくなり、体調にも異変が出始めるようになりました。
しかし、それを認めたくない、もっとやれるはずだという自分もいます。
さらに頑張ること、走ることで、そのモヤモヤは解消するのだと思い、さらにギアを上げて走り続けました。

その葛藤の中では「立ち止まる、休む」という選択肢は怖くて取れませんでした。
今まで頑張ってきた自分がそれを許しませんでした。

結果的に駅のホームで気を失ってからようやく立ち止まることを決意できました。

立ち止まることが難しい現代

現代社会は「より大きく、多く、速く」を実現するために、多くのビジネスパーソンが時間を惜しんで、その価値をつくりだすために奔走しています。

社会を見渡せば、そのことを後押しするような走り方が様々に提案され、学ぶ場所、志す仲間も多くいます。

働き方においても、副業解禁、リモートワークの普及等で働く自由度は増えました。
しかし、それは一方で24時間どこでも常時接続で仕事ができるようになったことを意味します。(頑張る範囲は広がりました)

加えてSNS等の普及で魅力的に思える情報は溢れ、隣の人の活躍は可視化され、常に自分も何者かになることが求められているような気がします。

それら一連の流れはまるで走ることは正義、立ち止まること(休むこと)は悪であるかのよう。

しかし、多くの人は気づいています。
走ることしか選択肢がない今がとても窮屈なことに。

なんとか立ち止まること、休むことに意味を見出し、その選択肢を候補に入れて、自分の人生を充実させたい。

しかし、私たちは適切な立ち止まり方、休み方、歩き出し方を学んできておらず、学ぶ方法を知りません。
正確に言えば情報はあるのかもしれませんが、納得感を持って行動に移せるまでの覚悟を僕たちは持てません。

その結果、倒れてようやく立ち止まることができたという人々に多く出会ってきました(私も含めです)。

ではどうすればそのような悲しい事態になる前に自らの意志で立ち止まることができるのか。

怖くてできなかった立ち止まるという決断。
当時の自分に何があればよかったのかを考えたい。

それが、私がこの問いに向き合っている理由です。

3つの活動内容

その問いに向き合う為に現在私は、大きく分けて3つの活動をしています。

①休息/休職の情報メディアの運営

こちらでは休息/休職に関して得た情報のアウトプットをしています。
参考になる有識者の思考法、休職者インタビュー、自信の経験を発信しています。
一部内容を電子書籍にて書籍化しています。

②休息を考えるイベント企画

「東京休息ラボ」と題して、生産性と効率性の街『東京』でいかにして休むことができるかを考えています。

自分の感情を取り戻すために、合理性に囚われない余白を積極的に作り出す!
その為には合理性から離れた休み方を練習する事が大切!という仮説から、晴れた日の河川敷で四つ葉のクローバー探す企画や東京駅で大人の写生大会などを企画しています。

大真面目に遊び心を持ってやっています。

③休息に繋がる事業づくり

働いている人の7割以上が自分の休み方に不安を持っている現代。

いったい何がどうなれば人は主体的に休息を選択できるようになるか。

またどんな要素が心からの休息をもたらすか。

それを実現するのはモノか、サービスか、コミュニティか、文化か。
その事業化に向けて、多様な人々に出会い、話を伺い、いくつかのスタートアップ団体に所属しています。

これらの活動を通して、立ち止まることに悩む多くの方々に立ち止まること、休むことのキッカケと意義を提供していくことが私の目指したい世界です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

活動に少しでも興味をもって頂きましたら、コメントやご連絡いただけると嬉しいです。

イベントに参加してみたい!事業作りに関わりたい!という人も下記より連絡を頂ければ嬉しいです!

心から休める世界をつくる為、小さなことから一歩ずつやっていきます!

2022.12.16更新

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シマサキタツローについて


【シマサキタツロー|休息デザイナー】
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