【museum diary 番外編】バレエ鑑賞
今年は久々にバレエを2本観に行けた。
芸術鑑賞の一つとして、記憶を記しておこうと思う。
バレエに関して全く知識が乏しく、
何も語れないのだが、
くるくる回りながら直線を進んだり要所要所でピタッと静止するダンサーの身体の軸をすごいなと思ったり、手足先までの表現力すごいなと思ったり、という素人目線。
ものすごい努力なんだろうなぁと思うと、
ドキドキしてしまう。
日本のバレエもすごいのだなぁと
感動する。
とある日に鑑賞した「くるみ割り人形」の
ロシア人形の踊りが、
え、人間て、そんな体勢で静止出来るの??身体どうなってるの?と今でも記憶に鮮明に残る踊りだった。
バレエ技術もさることながら、
鑑賞の際に毎回私が一番感動するのは、
舞台演出だ。ライブも劇もライティングとか含め演出に注目してしまう。
「マーメイド」を鑑賞した際、
特に海の中の表現方法には、そのリアルさと美しさに感動したし、マーメイドはそういう風に表現したのね、、とか。
海の中の世界観、もう一度観に行きたいくらい美しかった。
「くるみ割り人形」でもテクノロジーを含めた芸術表現に目から鱗だった。
舞台演出を生み出す方々の脳内はどうなっているのだろうと感激する。ゼロから生み出すクリエティブ力、自分が同じ人間やらせて頂いているのが信じられない。
オペラやバレエなどの舞台鑑賞は、
こういう綺羅びやかな美しい世界があるのだなぁと日常から離れることができ、少し視野を広げてくれる。
たまに集中して楽器を奏でると、普段使ってない脳の一部がキコキコ動き出す感覚があるように、舞台鑑賞もきっと脳内の普段動かしていない部分を刺激してくれているとよいのだけれど。