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台湾茶の魅力

お久しぶりの投稿です。
あっという間に11月後半になり肌寒いを通り越して冬になってしまいましたね。

11月中旬に2泊3日で台湾の台北へ行ってきました。
台北は2度目。台湾料理が大好きなので、とにかく終日食べたいものを食べていました(笑)

今回、時間があったので2日目にティーサロンを訪れました。

Liquide Ambre 琥泊

こちらでは台湾茶やカクテル、軽食などが頂けます。
ヴェールの先には艶やかな温かみのあるカウンターが存在感を醸し出していて、6席のみで隠れ家のよう。無機質な空間に陶器、ガラス、木材など様々な材質のものが入り混じっているのにまとまりを感じる。静かで洗練された空間に既に気持ちが高まります。


エントランス。知っていても見つけることが難しい。
ドアを空けた先は階段。石畳は雨が降った後のような艶を放っています。

早速着席。大きな石のトレーがお出迎え。
一人一人異なる形、柄でこだわりを感じます。

食前茶。スッキリした味でホッとする。
こちらは今から飲む台湾茶の茶葉。まずは香りを嗅ぎます。
温めた茶器に入れられた先程の茶葉。湿気を含んだ茶葉は香りが濃い。
実際に煎れたお茶を頂きます。

私はここで疑問が。先程の温めた茶器でお茶を飲むの?と思っていたら温めた茶器はポットのような役割でした。茶器からガラス容器に移し、そこから小さい茶器に注ぎ台湾茶を頂くことに驚きました。
こんなに小さい陶器で飲む理由はなぜだろうか。

私が選んだ台湾茶はとてもスッキリした飲み心地で鼻を抜ける香りがとても心地よくてガラスポット4杯ほどおかわりしてしまいました。
そう、台湾茶は何度もお湯を注ぎ足して飲むことが出来るんです。

私は手前の季節のモナカを頂きました。
友人はお豆腐に柚子とお塩がかかった甘くない菓子。

旅の疲れが出るタイミングで、こんなにゆっくり出来るなんで思っていなかったからタイミングよくもとても良かった。
今回の台湾旅行で一番人におすすめしたいスポットとなりました。

※予約は必須です!


ここでの出来事が印象的でお家でも台湾茶を淹れてみたいと思い茶葉を購入して帰りました。

左が東方美人茶。右が高山烏龍茶。

飲むなら本格的に淹れたいので調べてみました。

■台湾茶の淹れ方

  1. 急須を温める。

  2. 温めた急須に茶葉を入れ、茶葉の適温のお湯を注いで、一煎目のお湯を捨てる。これは「洗茶(シーチャ)」という行為。これをすることで、茶葉が開き(蒸らし)やすくなる。なるほど。訪れたティーサロンでも同じことをしていた。

  3. 二煎目のお湯を注ぐ。蒸らしすぎず早めに移す。

  4. 三煎目以降も蒸らし時間を調整しながら飲むことが出来る。

■特徴

・小さい茶器で淹れることで茶葉が一気に広がらず、何煎も楽しめる。
・一口一口に専念することで香り旨みを感じやすい。

このような手順を得て大切に飲まれているんですね。
台湾茶にとっても魅了されました。

我が家にはあいにく無印の大きめなポットしかないのが残念ですが、美味しい台湾茶を味わえています。

一手間で特別なものになる、素敵な出会いでした。


sakipepo


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