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もっと自由に料理をしよう
今回は料理について。
私が料理を本格的に始めたのは18歳の時から。その時から料理は好きだし今でも毎日キッチンに立っている。
最近は簡単だけど一味変わったレシピを探して作ることにはまっている。でもレシピ通りに作っても味が濃かったり奥行きがなかったりすることがよくある。レシピ通りなのに失敗したエピソードは数知れず。。
好きな料理家がいて参考にすることが多い。その中の一人、土井善晴先生のPodcastを聞いて腑に落ちたことがある。
レシピは他人の物語であって設計図ではない、あくまでシナリオだ、と。
私はレシピが完全であってその通りに作れば必ず美味しいものが出来上がると思っていたけどそれは違うようだ。今までレシピ通り忠実に作ることが絶対と思っていた自分を否定されたような気持ちになったけど、反対にレシピ通り作っても失敗するのは当たり前ということなんだなと思った。
パンなどイーストを扱うものは、天候によって発酵時間を調整しないと失敗の原因になるし、砂糖の種類で甘みの感じ方が変わってきたりと安定しないんですよね。
そういった状況を感じ取って工夫して料理をすることで好みな味付けにたどり着いて自分のレシピが出来上がっていく。そう思ったら肩の荷がスッと降りた。他人のレシピも自由にアレンジしていいし、料理に対してノウハウも付くしもっと楽しくなるじゃんって。今回のポットキャストは是非聞いてほしいです。
土井先生はごはんと味噌汁だけで食卓が完成すると仰っていたことがあったんです。それを聞いて私は物足りないし殺風景じゃないかな、と思ったんですよね。でも味噌汁には何を入れてもいいし具沢山だったら一品料理になると。それを聞いてから私の作る味噌汁は余ってる食材を全て入れてしまう具沢山な味噌汁となりそれが定番になった。
そうやって自分の感覚を知って自分のレシピが出来上がるんだね。将来それがお母さんの味になったら感動ものだな、、なんて。
sakipepo